上達っぷりに感謝 | ニューヨークで働くスタジオオーナーの誰でも8週間で美しくなれる考え方

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今のスケジュールでレッスンを始めてから4週間が経ちました。

最初のレッスンから来てくれているDさんは、出会ったときは全くの初心者でした。

Dさんは黒人女性で背が高く、手脚がながーい。その上、グラマラスなので、うちのスタジオのリフォーマーでは少々小さすぎて、できないエクササイズもたくさんあった。

グループレッスンのときにはなるべくみんなに同じくらい楽しんでもらいたいので、Dさんがいるときにはやっぱり種目数を減らしていたように思う。(その分、回数やバリエーションを増やすようにはしていましたが。)

でも先日、Dさんとマンツーマンでレッスンをする機会があり、ここぞとばかりに色んな種目に挑戦してもらった。
ビギナーのクライエントさんを次のレベルへ引き上げるには、とりあえずプライベートレッスンは最適です。
そこで、できない種目は殆どないことがはっきり分かったので、あとは自信をもってもらうだけだと思った。

週明けて、火曜日はDさんの日。でも本日は定員マックスの6人です。
大勢のレッスンはこれまたとても神経を使うのですが、運良くアドバンストのLちゃんがいたので、見本に使わせてもらうことにした(笑)

”今日ピラティス人生で一回目の人?” ゼロ
”リフォーマー一回目の人は?” 1人。
”怪我とか既往症とかあるひと~?” ゼロ

まずまずのスタート。こういうときのフォーメーションは、Lちゃん>お手本、他の経験者たち>できてないところを少し直してあげる程度、ビギナー>みんなが動き出してから1回ハンズオンで指導する。その後は一人一人に回って、good とかbad 言って微調整。そうするとレッスンが止まらないで済むので、よい合格

今日のビギナーさんはかなりスジがよい方だったので、遠慮なくLevel3 もトライさせようと思っていた。
でも一回目のグループレッスンで周りはみんな経験者だったりすると、ちょっと萎縮してしまうものです。
お顔も少し心配そう(笑)

Dさんも、いつもならビギナーのふりして私の助けを求めてくるのですが、今日はもっと新入りがいるので我慢している様子☆
アイコンタクトで”その調子”と一言。

la fonda を無事終了し、そうこうしているうちにFrog, Short spine, Combination にさしかかってきた。
Dさんにコツを徹底的に教え込んだあの種目。覚えていてくれるとありがたい!そしてLちゃん、後は頼んだ!

”Legs extend at 45degree, inhale hinge to 90degree, exhale back of the feet face each other, bend your knees to bring heels to the pubic bone, inhale internally rotate your hip joint, extend knees to the sides, exhale squeeze inner thighs, bring both legs to the starting position, Again, inhale hinge..” とお経のように何回か唱え、まずできている人を褒める(笑) 次に全員一緒にやってみる(笑) 余分な力を抜くように促す。ビギナーとだけ一緒にやってみる。

Dさんにも声に出して”I know you can do this very well (これ上手なの知ってるよ)”と言うと、自信を持って伸びやかにデモをしてくれた。多分、きちんとやったのは今日が始めてだったのだけど、全く問題なく、お手本になっていた。

お陰で後半のレッスンもみんなが安心して新しい技に挑戦できるような空気ができた。

終了すると、ビギナーの方がまた絶対来たいと言っていたし、Lちゃんも腹筋が痛いといっていたし、Dさんもにやにやしていたので、今日は良かったんでないの!?にひひ と思うことができました。

指導の連鎖ですね。

DさんとLちゃんに感謝です。