検証!パーマのダメージの減らし方 | 代官山 美容室 RITZ 小川貴広 presents ヘアカタログ ブログ

代官山 美容室 RITZ 小川貴広 presents ヘアカタログ ブログ

代官山にある美容室 RITZのトップスタイリスト小川貴広 がおすすめする、リアルさを追求した実際にできるヘアカタログブログです。

髪を傷める原因、

 

例えば、ドライヤー、コテなどのアイロンの熱、

 

または紫外線,、などなど数え上げればきりがないですが、

 

一番直接的に大ダメージを与えるのは、

 

パーマや、カラーなど薬液を使ったときです。

 

 

でも

 

やっぱりおしゃれなヘアスタイルを楽しみたいですよね?

 

そこで今日はなるべく髪に負担をかけないないパーマをご紹介。

 

 

 

最近ブログにアップさせていただいている、

 

パーマの前にカールアイロンで巻いてクリープさせ、

 

パーマをかけやすくする方法。

 

「パーマがかかったことがないというお客様。このパーマをためしたら・・・」

↑最近お客様にオススメしているパーマ法

 

 

特にパーマがかかりにくく、かけてもすぐとれてしまう方や、

 

なるべく髪にダメージを与えたくないという方にオススメのパーマ。

 

ちょっとマニアックな内容の記事になってしまいますが、

 

なるべくわかりやすく解説していきたいと思いますのでお付き合いくださいね。

 

 

 

 

そもそも、パーマかける前にアイロンで巻いて本当に効果あるの?

 

ということで、以前検証してみたときの様子をご紹介。

 

 

 

 



まずはこちらのウィッグにパーマ液も何もつけずにアイロン(コテ)で巻いていきます。

 

 

で、違いをわかりやすくするため、

 

1の毛束は巻かない

 

2の毛束は毛先だけワンカール巻く

 

3の毛束は髪の中間から巻く

 





そしたら、3つの毛束をすべて同じようにパーマのロッドを巻き、

 

同じパーマの1液をつけ、3分放置後、2液をつけパーマをかけます。

 

 

ちなみに、通常はパーマの1液タイムが3分ではほとんどパーマはかかりません!

 

事前にクリープすることでどのくらいかかりやすくなるかという検証なので、

 

あえて短めのタイムに設定してパーマをかけていきます。

 


すると・・・

 



かかりあがり。

 

いい感じに結果が出ましたね。

 

1は何もしていない毛束なので、予想通りほとんどパーマがかかっていません。

 

2は毛先だけ事前に巻いているので、毛先のみクルンと内巻きになり

毛束の中間にはほとんどパーマがかかりませんでした。

アルファベットのCの字のような形ですね。

 

3は中間からアイロンで巻いているので上からパーマがかかり、

Sの字のようにかかっています。

 


乾かした状態。

 

事前にアイロンで巻いている意外は普通のパーマなので、

(デジパーだと乾かしてもゆるくなりにくい)

 

乾かすと少しパーマがゆるくなります。

 

それでも1と比べるとたった3分しか1液のタイムを置いていないのに2,3はしっかりパーマが出ています。

 

通常パーマをかける場合、この毛束なら1液を10分ほど置かないとパーマがかからないと思います。

 

 

ということは、パーマ前にアイロンで巻くことで、

 

1液をつけている時間を3分の1以下にしてもパーマがかかるという理屈になります。

 

パーマの1液はほとんどがアルカリ性なので、

つけている時間が長ければ長いほど、髪のダメージが増加します。

 

つまり、パーマ前にアイロンをするだけで、

 

パーマがかかりやすくなるばかりか、ダメージも少なくなるというわけです。

 

 

ちょっと今回は美容師向けの記事になってしまいました。

 

一般の方にはちょっとわかりずらい内容の記事ですが、

 

なるべく髪のダメージを抑えて、もちのいいパーマをかけて、

 

髪がバサバサになったり、セットしづらいなんてことがないようなヘアスタイルを楽しみましょう!

 

皆さんの参考になれば嬉しいです!

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

スタッフ募集

↑代官山の美容室 RITZの求人募集のお知らせ

 



こんなスタイルもオススメ。詳細はクリック

 

 

お客様からの口コミ



 小川貴広プロフィール

↓RITZのご予約はこちらから

予約専用ダイヤル

0120-060-489

WEB予約