コンタクトインプロについて質問があったので、シェアします。

コンタクト・インプロビゼーション(CI)は、重力(重さ)・力学・空間認識・五感・意図等を用いて、他者・との関わり合いの中でコンタクト(接触する・しない両方含めての関係性)を、即興で繰り広げていく身体遊びの様なダンス。他者にギフトしながら(お互いに受け・与える)繊細かつダイナミックに紡いでいくダンス空間です。

生まれる動きはただ、そこに存在している微細なものから、アクロバティックなリフティングまで、その場で共有する方々とで、毎回繰り出される在り方は瞬時に変化しています。

コンテンポラリーダンスにおいて、ダイナミックな表現方法・身体トレーニングの一つとして欧米にて、殆どのポストモダン~コンテンポラリーのカンパニーにおいて観られるパフォーマンスでは、この手法が多く取り入れられています。

他の側面では、ヒーリングやコミュニケーションダンスとも捉えられる言葉なしで、本来人間が持っている能力を引き出すためにも、ダンサー以外の場でセラピー的な役割を担う社交的な身体活動としても盛んです。
(※現在私は、この素晴らしさを広めていきたいと活動しています)

1972年にアメリカで、創始者スティーブ・パクストン(Steve Paxton)が、合気道を通した、東洋思想の影響を強く受け、CIを生み出されたと言われています。

CIを通して、私たちは繋がっていることを深く実感することでしょう。


そんな中、丁度美しい画像があったので紹介します。
自然の空気を感じて一体となって、でこんな風に奏でられたらもう最高の気分です。↓


創立者Steve Paxtonは現在も更に、繊細な肉体から発する言葉(内側)と空間へ映しだす流れ(外側)への深い追求をされており、この画像からうかがえる無駄の無い動きと空間の流れに魅了されました。↓


※この文章は私(前田陽子)の個人的な見解であります。あとはご自身で体験して確認?新たな見解を教えてください❤