7年振りのNYと再会するのはとても不思議な感覚でした。
時が経ったようで時間軸ってやっぱり自分の頭の中にあるんだ・・・って実感しましたね。
今回は生憎の悪天候で（到着・帰国ともに大雨・中2日のみ晴れました・・・）
ダンスやヨガをする私にとっては、着替えの入った大荷物で
賑やかな街を歩き回るので少々辛かった(^▽^;)
もう8年近くですから、お気に入りの飲食店などの多くは無くなっていたり
お世話になったダンススタジオは移動していたりと、寂しさもあったけど
基本的には、もととなる建築ビルは、
いくら古くなってもそのままリノベートされて
また新たな顔で再生されていたので、当時の面影があり懐かしかったです
基本的に街全体は変わってないですよね。
変わったのは私。（私が変わったからエネルギーの違いを感じた）
当時は大好きなダンスをあらゆる角度から習得するんだ！って
情熱と強い意志を持って単身一人で英語もまままならないまま
生活していたわけですから、目的がしっかりしている分、
NYの様々なエネルギーに負けるな？といった感じで
自分と闘っていましたね。
今回は、私の今の生活は日本にあるんだな・・・と確信しました。
（当たり前だけど）
そして日本人で在ることに誇りを感じました。
日本で生活できる今を感謝したい。
とても。
だからＮＹの景色も違って見えた。
（詳しくは省きます）
今回の旅の目的の一つ、いえ彼に会えればもうそれだけでも
十分に満たされると思っていたRon･k Brownに再会できたことが
やはり嬉しくてたまらなかった。
今回はこのことのみについて書いてみます。
彼と、彼のカンパニー「EVIDENCE」の旧メンバー、
サポーターとはいろいろな思い出がある。
そしてたくさんの情熱と魂の強さ素直さをダンスを通して、
言葉なしに教えてもらった。
大好きで尊敬するRONと、最後きちんと向き合って帰れなかったのが、
私にはやはり心残りだったのだ。
後日、メールで彼からレターをもらった時は、
魂の奥底から泣きじゃくり
どれだけNYでの生活を支えられていたのか、
また彼からどんなにインスパイアされていたのかが
体感でわかった。愛を感じた。
そのうちの一文
『you are a beautiful dancer and should not have much trouble finding your work....so stay faithfilled..........』
これは私の永遠の宝物・・・
彼はツアーで忙しいため、ＮＹでも年に数回しかクラスをしていない。
再会出来るかわからない状態でWEBでチェックしたら、
ちょうどその数回が到着当日と翌日に当たった。
やはり行くべきタイミングだったんだと思った。
ただ、キャンセルが出る可能性もあるし、一か八かで連絡をせずに
24日の19:30～のクラスに大雨の中向かった。
途中、少々気持ちが高ぶって、靴が滑って34th辺りで派手に転んだりもした。。
新しい場所は、127th＆128th の East uptowan になっていたので、
不安ながら時間ぎりぎりに到着。
受付の人に
「Is this ron's class?」
「Yes...
と返答が返ってくるや否や
向こうからRONが大きな瞳で私の方へ直進してくる。
私の顔を確認した直後に
「oho oho oho....oho my god!! 」
とスタジオの中心で気が付くとBIG HUGをしておりました。
喜びの笑顔と祝福。
ただ今回はJust visiting。
少々残念そうに見えたのは、私の気持ちかもしれません。
クラスは、相変わらず独創的且つダイナミックで躍動的
リズミカルでしなやかなＲＯＮオリジナルのコンテンポラリーアフリカン。
10年経ち、14時間フライト後の私の体には少々こたえましたが、
当時の『YES！ＹＯＫＯ』というＲＯＮやスタジオのみんなが喜んでくれるあの声援を生の声と過去にこだわっていた為鮮明に残っていた声をフラッシュバックしながら、身体が弾けそうな程、踊り切りました（笑）
こんなに踊ったのは本当にあれ以来だなと・・・でも踊れた自分にホッとしました（笑）
帰りの大雨の中、少し身体が軽やかになっていました。
再会できたことに感謝。
本当に・・・
Ron、いつまでもその圧巻のダンスで沢山の人に勇気を与え続けて下さい・・・
(皆さんもNYに行く機会があれば、
アルビンエイリーなど沢山の有名ダンスカンパニーにも
作品を提供しているので、是非彼のダンスの世界に訪れてみて下さい）
またいつか出逢える日まで
NY日記、レッスン情報等、今後多数UPしますので、
よろしくです
