武道武術/少林寺拳法・少年部指導の方法③やる気のない子供への対応 | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。



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今回は少林寺拳法・少年部指導の方法③やる気のない子供への対応です。

この問題は各支部道院で対応が異なるようで、いくつかの事例を紹介すると、

・やる気を出すために、時間をかけて練習を工夫しながら、長く続けられるように誘導する。

・子供の保護者に相談して、続けるか?どうか?確認してあいまいにはしておかない。

・保護者に相談して、練習に来られる時だけでも来てもらう。

などです。

特に小学校から中学校に進学する時や、黒帯を取ると、やめていく子供が多いです。

大人でもそうですが、黒帯を取ると教えることが増えて、自分の練習をする時間が減るので、面白くなくなりやすいこともあります。

そこの道院支部により運営状態であまり少年部の拳士が辞めると、練習場所の費用が確保出来なくなるところもあるので難しいところもあるようです。

武道・武術は子供により、好き嫌いがハッキリ出やすいと思うので、私は子供の意思を尊重した方が良いと思っています。

イヤイヤするなら、他に子供がしたいことにお金と時間を使う方が良いと考えるからです。

最近は大人の休眠が増えてきましたが、少林寺拳法の指導方法として、
指導者クラスの技術レベルが大きく違い、
毎回の練習で教えてもらえる人が違うこともあり、それが嫌でやめていく方も多いと思います。

少林寺拳法の試験制度は単なる強さで評価するものではなく、学科の理解度と実技の正確さをみるので、
技の有効性を他の武道のように試験で試合をして確認することがないので、個人ごとの理解度や実技のレベルは、他の武道・武術に比べ大きくなりやすいと思います。

また少林寺拳法の技は種類が多く、内容も難しいと思います。道院支部や先生により同じ技でも色々なやり方があることから、大人でも習得が難しい武道と思います。

最近やめていく大人の方々にやめる理由を聞くと、一応仕事や家庭理由を言いますが、実のところそうした理由も潜んでいることが多く、あとから知ることもあります。

子供も少林寺拳法の学科(少林寺拳法では宗教的な思想や道徳的な内容の学科があるので。)が退屈で、

鎮魂行と呼ばれる座禅のようなものとをあわせると、実技の練習時間が他の武道・格闘技より少ないので面白くなくてやめる事も多いです。

連れてきた保護者の人は子供を置いて、後で迎えに来る事も多く、学科の時間の多さから子供が練習を嫌がっていることに気づかない事もあります。

もし実技だけをバリバリやりたい場合は、他の武道や格闘技の方が良いかもしれません。

武道・武術を習う時には、できるだけ近くの色々な道場を見学や体験をして決めた方が良いと思います。