PTAや学童保育所保護者会の強制と同調圧力の原因について | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。


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今回はPTAや学童保育所保護者会の強制や同調圧力について考えてみたいと思います。


とりあえず学童の保護者会も、PTA問題とほぼ同じような問題があるので、PTAを事例に考えていきます。


まず、城陽市の場合「令和5年第2回定例会第3号3月29日」で太田健司議員の発言として、


まず1つ目の教育関係費用、小学校と中学校の換気対策ということで使われるということで、各学校の消耗品ということで、網戸も確かに消耗品といえば消耗品ですし、なかなかこういったところ整備が追いついていない。今日も報道のほうで、PTAが最近、負担があって、退会がかなり増えているということで、そのPTAの活動費が何に使われているのかというたら、こういう消耗品でなかなか予算がつかない部分に対してPTAも頑張って、例えばカーテンの洗濯であったり、そんなことをやっていますよ、応援していますよという話がありまして、できる限りそういったところもきめ細やかにこうした国の補助とかを使っていただいて、しっかりと対策をいただいているんだなということで、引き続きこちらは有効に活用していただくようにお願いして、こちらのほうは終わります。

 それから、次の臨時財政対策債のほうなんですけれども、分かりました。交付税措置がたくさん来たので、その分必要なくなったということなんですけれども。基本的に申し上げたいのは、基金をできる限り繰り入れず、貯金を使わず、交付税措置される臨財債とか交付税とかで財政が賄えるのであればそれに越したことはないので、そういった努力を今後も続けていただきたい。ぎりぎりいっぱい国の制度を精いっぱい使っていただいて、できる限り、先ほど増田議員さんも財政は大事なんだということをおっしゃっていましたので、そこはしっかりと改めてお願いして、終わります。

 以上です。」


この中に書いてあるように城陽市議会でも城陽市のPTA退会が増えていることが話題になっています。(この事を参考に城陽市議会議員に相談してみるのも良いと思います。何もしてもらえ無くても、城陽市の保護者があちこちで声を上げる事で市議会の認識を変えることになるからです。民主主義の常として声をあげなければ動いてもらえないことが多いと思います。)


城陽市議会議員

 



そして、PTAには一般的に「校区」と呼ばれる自治会、子供会等の地域の団体との付き合い、


上部団体である市Pと呼ばれる団体があり、城陽市の場合だと、城陽市PTA連絡協議会にあたりますが、

そうした様々な会議や事業への参加、人員の動員があります。(城陽市の市PではPTA退会希望が出た際、大騒ぎになったと伝え聞いています。)


一般の会員が知らないところで、PTA会長や役員の方々は大変な思いをしています。(私はPTA会長を引き受けたひとの負担は大変だと思います。)


PTAは「権利能力なき社団」なので、法人格がないことから、基本的には訴訟とか問題があれば、

PTA会長が代表者として出ていくことになります。

なので熊本のPTA裁判ではPTA会長が弁護士を依頼、裁判に出て行くことになりました。


参考資料としては全国PTA連絡協議会のホームページに書いてあります。



こうした中、城陽市は私がいた滋賀県栗東市と比べると、PTA非加入の問題の起きるタイミングが10年くらい遅かったこともあり、


保護者に聞いてみても「PTAが入退会自由」であることを知らないのです。


私が要望書を提出した時の、城陽市教育委員会と栗東市教育委員会を比較しても、栗東市教育委員会の方がこうしたPTA問題に対する問題意識は高かったように思います。


栗東市のPTA問題を見直しした時は

あちこちにお願い、要望書提出、相談、メール等で


・文部科学省(PTA関連の通達を確認し、送ってもらいました。)、

・厚生労働省(学童保育関係の通知、通達を確認して送ってもらいました。)、

・消費者庁(消費者契約法逐条解説について確認。法務担当の方と話をした方が話がスムーズです。消費者センターに電話しても法律の素人なので、関係無いと言われることがあります。)に確認、相談

・滋賀県知事への要望(知事への手紙に連絡。文書で回答もらいました。)

・滋賀県教育委員会への確認や要望(電話して要望)

・栗東市教育委員会への要望、相談(要望書を教育委員会窓口で課長に手渡し、説明と要望をしました。)

・小学校の校長、教頭、PTA会長、前年度PTA会長との対話(最終的には個人情報の提供の同意書を発行してもらうことに。)

・栗東市PTA連絡協議会への要望(事務局のある、事務所に行き栗東市PTA連絡協議会会長宛の要望書を手渡し)

・栗東市人権担当部署への相談と要望(対面での相談)

・滋賀県法務局人権擁護課への相談、要望(対面での相談)

・滋賀県議会議員へ相談(対面や電話による相談)

・栗東市議会議員へ相談、要望(対面や電話での相談)


を行いました。


それぞれ可能なところは文書で回答をもらい、それらを関係するところにコビーを配布しました。


そうしたことから、色々な人から注目してもらえました。


当時の私の能力が低いので、ここまでしないとPTAは外から変えることが出来なかったと思っています。


現在、他の方が、もう少しスマートにPTAを見直したり、外から変えたりされたりするのを見ると、時代が変わったなと思います。


ブラックPTA対応は、やはり困ったら法律の専門家(弁護士や行政書士)とかに相談する方が良いです。

私の場合は

・六法全書(判例付きのもの)憲法、民法、消費者契約法、民事訴訟法、刑事訴訟法、刑法

・消費者契約法(逐条解説)

・ネット

で勉強しました。



話があちこちになりましたが、同調圧力の原因は沢山ありすぎ、様々な問題が絡んでいるからこそ、忖度や強制や詐欺的な問題、PTA加入の強要、役員強制があり、

学校の個人情報の目的外利用、PTAの違法な様々な活動が、全国で保護者を困らせる事態となっているのだと思います。



参考文献


『さよなら、理不尽PTA!』著 大塚玲子 辰巳出版



参考資料


城陽市 公文書公開請求の場合は下記のサイトで





個人情報保護法 第17条

個人情報取扱事業者は、偽りその他不正の手段により個人情報を取得してはならない。




城陽市教育委員会学校教育課

問い合わせ先


 


京都府の人権相談窓口

京都地方法務局

 



刑事告発についての基礎知識が分かりやすく書いているサイトです。
刑事告訴、刑事告発、被害届は別のものです。

最近学校の校長が刑事告発されている事例がありますが、それは刑事告発です。
 



PTAに無断提供する学校は、個人情報保護法ではなく、
個人情報保護条例違反になります。それぞれの自治体のホームページから確認してみましょう。