大分県教育委員会のPTAに関する通知 | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。

 

 



今回は
大分県教育委員会の通知です。

先日城陽市教育委員会にPTAに関する様々な申し入れをした保護者がいましたが、こうした他の地域の事も参考にしてもらえると助かると思います。

注目してほしいのは、PTAの名前にこだわらない、学校とPTAは別の団体なので文書作成の際の注意点、PTAに加入していない保護者への配慮等です。



(抜粋)

[高校教育課 課長から各県立高校長 (40校) へのメールでの指示事項(2/15)】

個人情報の取扱い及び文書作成時等の留意事項について

1 任意団体(PTA) への個人情報の提供について

(1) PTAは任意加入団体であり、学校の全ての保護者と同じではありません。

(2) 学校から任意団体 (PTA) に保護者の同意なく個人情報(名簿や連絡先等)を 渡す (閲覧開示も含む) ことは条例違反 (※) となります。

※大分県個人情報保護条例 (3)任意団体 (PTA) が生徒や保護者の個人情報が必要であれば、原則、団体自らが 使用目的や使用方法を保護者に説明し個人情報の取得や同意を行うよう学校側から 説明をしてください。

2 文書作成や行事等について

上記1と同様に、全ての保護者がPTAに加入していると考えず、加入されていない保 護者もいるという前提で保護者宛ての配布文書の作成や行事等の案内が必要です。

(1)学校主催行事の 「PTA」 という表記について 実情としては保護者=PTAになっている学校もあるかもしれませんが、PTAとい う表記を強制すべきではありません。特に学校主催の行事の場合は、PTAではなく 保護者会などへの表記の変更が必要です。(例: 学年PTA・進路PTAではなく学 年保護者会・進路保護者会などに変更すべきです。)

(2) 校長とPTA会長の連名文書について

厳密にいうと学校が実施する授業参観や学級懇談は校長名のみで、PTA総会やPT A研修会、役員会といったPTAが中心となって行う行事についてはPTA会長名の みで文書を発出することが求められます。(主催を明確する必要があります。) 現時点では、保護者宛ての文書の多くには 大分県立○○高等学校

校長

PTA会長 00 00 となっています。

PTA会長は学校組織に位置づけられていないため連名で表記が必要な場合には 大分県立○○高等学校 校長 00 00

大分県立○○高等学校PTA (大分県立○○高等学校 と 大分県立○○高等学校PTAは別組織のため)

会長 ○○○○となります。

(3) 行事日程の配慮について 例:PTA総会が行われる日の日程 ①授業参観[学校行事] ②PTA総会 [PTA行事]

③学級懇談[学校行事]

この日程の場合、PTAに加入していない保護者に対して②部分の時間帯が空白とな り配慮が足りていない状態です。PTA加入の状況にかかわらず保護者全体が対応で きる日程等への対応が必要です。

(4) その他

学校作成の文書には、任意団体 (PTA) の内容が混在しないような配慮が必要です。 (改善すべき例)

①入学のしおり内にPTA名簿作成や役員選出の依頼が混在している

②学校の保護者からの個人情報同意書にPTA広報誌の同意も一緒に行われている

③全国高P連賠償責任補償制度に 「全員加入」 という表記になっている ④緊急連絡網にPTA連絡網の情報が混在している
(抜粋ここまで)