お父さんが知らない、妻がPTAを嫌がる三つの理由 読売オンライン | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
趣味の少林寺拳法、羅漢拳法、ガンプラ、読書他色々なことを書いていきます。

城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。


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先日読売オンラインでPTA関連記事が掲載されました。

そもそもPTAは単なる任意団体であり、加入への意思確認が行われれば良いだけなのに。

恐ろしい詐欺的会員への強制加入が問題なのです。



参考資料

お父さんが知らない、妻がPTAを嫌がる三つの理由

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20160623-OYT8T50036.html

抜粋
「 PTAはなぜ嫌われるのか


PTAが嫌われる理由とは…

 以前から事あるごとに話題になる“PTA”。妻あるいは職場の女性が、舌打ちせんばかりの勢いでその単語を口にするのを、みなさん一度は聞いたことがあるでしょう。「よほど恐ろしいものなんだろうな」と思いつつ、何がどうそんなに恐ろしいのか?と疑問に思っている方も多いのでは。

 最近では大阪府の私立校で、非会員家庭が卒業式のコサージュの自己負担を申し出たにもかかわらず、子どもがコサージュをもらえなかったために訴訟が起きるなど、PTAはさまざまな面から注目を集めています。

 PTAとはそもそも何なのかというと、“Parent-Teacher-Association”の略です。要は「子どもたちのために、保護者と先生が協力しましょう」という組織です。しかし、実際の活動においては先生の存在は影が薄く(いまは先生も忙しいので)、「保護者組織」という側面が大きくなっています。

 日本で最初にPTAができたのは、約70年前。戦後間もなく、GHQが日本の小中高校にPTAをつくるよう旧文部省に指示を出し、全国的にPTAがつくられるようになりました。

 ではなぜPTAは、母親たちにこれほど嫌われているのでしょうか? 主に、以下三つの要因があると思います。

理由1「強制的にやらされるから」


「やらされている」と感じると、やる気も起きません(写真はイメージ)
 PTAは本来、希望者が任意で加入し、任意で活動する団体です。強制的に加入させられるような法的根拠はどこにもありません。ところが、日本では導入当時のやり方のまま、加入意思を問うことをしないため、保護者はみんな、子どもの入学と同時に、自動的にPTAに加入させられてしまいます。

 さらに、母親たちの間では活動への参加が「義務」として認識されており、その参加強制圧力は、長い年月をかけて、いよいよ高まってきています(父親に参加強制圧力がかかることは、まずありません)。

 たとえば、いま多くの小学校のPTAでは「各学級から必ず○名の委員(クラス役員)を選出する」「子どもが学校にいる6年の間に必ず1(~2)度は委員をやる」などといった暗黙のルールがあります。そのため、クラス役員を決める4月の保護者会は、しばしば悲惨な展開に。

 自分から役員を引き受ける人がいなければ、何時間も沈黙が続いたり、「できない理由」を一人ひとりが公表させられたり。最終的には、じゃんけん、くじ引きで役員を決めてしまう場合もあり、「やりたくない人」や「事情があって、本当にできない状況の人」が“無理やりやらされる”ことも珍しくありません。

 役員にならないで済むよう、4月の保護者会は最初から欠席する保護者も多くいます。一方、PTAによっては「欠席した保護者からクラス役員を出す」というルールを設ける場合もあります。そういったところでは逆に、保護者たちは万難を排してゾロゾロと学校に集まってきます。

 このような現状があるため、「PTAは恐ろしい!」という負のイメージが強化され、ますますなり手がいなくなる……という悪循環になっているのです。」