栗東市の小学校 分団水泳へのPTA非加入者の取り扱い(修正版) | 義勇兵のブログ

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高校時代に芦原会館で空手を学び、武道・武術の研究がライフワークになりました。
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城陽市のPTAや学童保育所の保護者会の改革を行っています。



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以前の記事を再掲します。


栗東市の小学校 分団水泳へのPTA非加入者の取り扱い

栗東市内の小学校では、夏休み期間中に分団水泳、いわゆるPTAによる学校プールの開放があります。あるPTA退会者の方から、子供が分団水泳に参加できないとの連絡がありましたので紹介します。

「PTA非加入者の子供は、分団水泳に参加できないことがわかりました。これは、分団水泳の参加申し込み用紙が、PTA会員のみにしか配布されないためです。

疑問を感じましたので、その理由を確認したところ、
(1)学校行事であれば参加させないのは差別かもしれないが、分団水泳はPTA主催行事である。
(2)PTA会費によって実施している。
(3)参加する子供達の安全を守る(引率や監視)という意味からも、その保護者の義務が生ずる。
(4)会員でも不参加の子供もいるので、 必ずしも不参加=差別にはあたらない。
との回答でした。

私が思うには、
(1)PTAは学校の付属機関ではない。学校行事との比較は成り立たない。さらに、参加するのは会員本人ではなく、その子供である。
(2)相当額実費負担は必要だと考えるが、現状は実費や寄付等の受付体制が無いらしく、PTA会員となり会費を納付する形しかない。
(3)安全の確保という意味では同意する。だが、これを参加児童の保護者の義務と言ってしまうと、子供を参加させたい人は会員になる必要がある。
(4)最大の問題はこの部分。非加入者は申込み用紙をもらえない、つまり、会員とはならない子供が選択の権利を与えられていない。参加か不参加かは、あくまで権利行使の結果にすぎない。

PTAは公益団体なのか、互助団体なのか・・・・・。


また、この取り扱いについて、栗東市教育委員会 生涯学習課に見解を聞いたところ、
・市教委は、任意団体である単Pに対して指導できる立場ではない。
・各単Pや学校と再度話し合って欲しい。
・見解が必要であれば、栗東市PTA協議会に聞いて欲しい。
と、市教委としては見解は出せない、とのことでした(口頭回答)。

単Pに対しての指導ができないのは分かりますが、公立学校の施設を管理する側として、外部団体がどのように施設を使用しているのかを把握する必要はないのか疑問が残りました。」


参考