ナイスパニック | 立命館大学体育会男子サッカー部

立命館大学体育会男子サッカー部

いつも応援してもらっている我々を少しでも知ってもらえるように。

 どうもみなさんおはこんばんにちは、昨シーズンB1チーム主将の鈴木八雲です。


 まずはじめに、新型コロナウイルスが蔓延している中、関西学生サッカーリーグをはじめとする大会を開催するにあたり、尽力して下さった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 部内の活動においても監督やマネージャー、主務のユウキを中心に、選手が全力でサッカーに打ち込める環境を用意してくれました。チームのために影で必死になって動いてくださる皆様がいるからこその立命館大学サッカー部だと思います。本当にありがとうございました。

 そして、何と言っても小さい頃から見守って応援し続けてくれた両親に最大級のありがとうを伝えます。

   "クソお世話になりました。"

最高の青春時代を過ごせて、数えきれない仲間や経験を得たサッカー人生を何不自由なくここまで続けさせてくれた両親はとても偉大な存在です。これからも人として成長して、いつか2人みたいな親になってやろうと思います。



題名にある"ナイスパニック"ですが、この文章とは全く関係ありません!


雰囲気として僕が好きな言葉なだけです。(笑)

もう少し詳しく意味が知りたい方がいればこちらのリンクから飛んで見ていってください。


この言葉の語源や意味について晋平太とPONEYが喋ってます。

https://youtu.be/ILcX5E10IRg


Instagramの一言にもこの言葉を使っているのですが、熊坂が僕へのメッセージにこの言葉を書いていました。



インスタを軽く覗いてたんですかね。(笑)

フォローしてや!熊坂!!!(笑)

 

21時にこのブログがツイートされて何分後、または何時間後にフォローが来るか僕は数えてみようと思います。


答え合わせはインスタストーリーにて。




肝心の本題は、仲間と夢中になって上を目指し、がむしゃらになって練習する。そして試合に勝って喜んで、負けて悔しい思いをしてまた練習する。

このような生活を終えて1ヶ月が経った今、自分の大学サッカー人生について思ったことを書いていきます。



「八雲はゴール前までめっちゃ上手いのに、最後だけあかんよなぁ!(笑)」


 ずーーっと周りにこの言葉を言われ続けてきた。


それに対しておれは「そうなんすよねぇ」って返してた。


すげぇ恥ずかしいけど、言ってしまえば満足してた。


だって、それ以外は良いって言われてるもんやと思ってたから。


1年半前の自分のブログで、智也くんを越えたい。って書いてた。


https://note.com/rusc1953/n/n64f17542766b

(当時のブログです。書き終わっていざ見てみると少し話が繋がっていたので載せます。)


今やから思うけど、そんなんおもてるやつがあの人を出し抜けるはずないよな。笑(当時は違う特徴活かしてなんとかチャンスはあるやろっておもてた)


 サッカー以外の所でもある人には「八雲は要領良いけど、詰めが甘い」って言われてた。


そんなあと"一歩"が足りない自分が、インカレの懸かった最後の"一試合"の前日に遅刻。


詰めが甘いとはこの事か!と思い知った瞬間やった。


結果、チームは負けてインカレ出場を逃した。


多分遅刻しててもしてなくても自分はベンチ外やったけど、今思えば全部繋がってるんちゃうかなってすごい思う。


 

 新シーズンが始まってなんとキャプテン就任。


3年間やらかしにやらかしを重ねたのに?先輩たちやずっと前から俺のこと知ってる友達からしたら、


え、八雲が?って思ったはず笑笑


今までそんなチームの先頭に立ったこともないし、立ち振る舞いもみんなの見本になるような行動ではなかった気がする(笑)


普段の生活でも、先輩たちと仲良く喋ることが好きであまり後輩と関わって来なかったのに、急に1人も先輩がいない。


後輩たちを引っ張っていかないといけない。そんな環境が不安、


って訳でも正直なかった。(笑)


その理由は、今まで散々カッコいい先輩たちを見てきたから。


カッコいい人の真似してみたい。っていう中二病思考のおれはそれしか考えてなかった(笑)


中でも、みんなの太陽的存在であり続けた大輔くんであったり、凛とした雰囲気でみんなを惹きつける陽くん。圧倒的な努力と結果を出す智也くんetc.


挙げればキリはないけど、自分も先輩たちみたいなかっこいい人になりたくてキャプテンとして、1人の人間としてみんなに背中を見て欲しかった。


 キャプテンをする事が決まった時に、誰よりも練習でハッスルして、誰もがこの人に着いて行きたいって思える人間になろうっていう事だけ自分の中で覚悟を決めた。


 はじめはこの中二病思考ではじめたキャプテンも、こなしていくうちに今まで自分が篭ってた殻を破る、自分なりの答えを見つけた気がした。


なんで自分は、あと"一歩"が惜しかったか。


それは"おれがやってやる"っていう責任感が足りてなかった。


もちろん常に全力で行動してた。でも足りてなかった。


組織の中で自分がどんな言動・行動を取るべきなのかを考えることから逃げてた。


でもなにもかも全部おれがやるっていう事ではない。


頼れる4回生の仲間の力を借りながら、選手1人1人の特徴を最大限活かすために自分が先頭に立ってみんなを引っ張るっていう責任感かな。


あんまり上手く言葉では表せへんけど、先輩・後輩関係なく頼り合う組織を自分が先頭に立って作りたいって思った。


はじめの方は、1番ハッスルしないといけない4回生がぬるい雰囲気を作り出し、それがチームに浸透して米さんに怒られることもあった。


変に試合には勝ててしまう事で、現状に満足して仲良し集団になってしまいそうな時期もあったけど、


試合中に歩夢がサボってる金森に激怒したり、

(金森は「サボってないわ!サボってる時もあるけど!」ていう意味わからん言い訳してた)


給水タイムの時には志苑や曽根が客観的な視点から声かけをしてくれたりと、(こっちも挙げればキリがない)


みんなそれぞれチームが上手くいくように働きかけてくれてるなと、感じる瞬間が徐々に増えていくのを見て、とても嬉しかったし楽しさとやりがいを感じた。


自分自身に目を向けるとするなら、


"責任"


この言葉を大事にして行動するようになった事で、

今までの自分にはなかったプレーができたり、

"ラストワンプレー"で仕事をする瞬間が訪れたんだと、今だからこそ思う事ができる。


 自分にとってこの1年間は長いサッカー人生の中でも一際濃い1年やったし、色々な気付きを与えてくれた。


チームの先頭に立つことで新しく感じる事や、みんなを引っ張る難しさなど今までとは違う視座でサッカーに関わることができた。


その中でも自分にとって1番大きな成果は、今までの自分に"あと少し"足りてなかった物は何か、少し分かったこと。


これからの人生に繋がる大きな気づきだったんじゃないかと感じてる。


でも結局は、全国の懸かった最後の試合は負けてしもたし、チームを勝たせる男にはなりきれへんかった。


あの試合はおれにとってサッカー人生最後の試合で、もう1回試合でリベンジするチャンスは残ってない。


でも逆に前向きにとらえれば、この経験をこれからの人生に活かすことはできる。


まだまだ甘いぞって神様に言われてるんやなぁと、心に置いてまた新しい気づきを重ねて人としての器を大きな物にしていこうと思う。



そして特にこの1年間一緒に戦ったB1のみんなにはほんまに感謝しかない。何かを言わずともそれぞれがそれぞれの色んなやり方で支えてくれてた4回のみんなと、最後までついてきてくれた後輩たち。みんなのおかげでかけがえのない経験が出来たし、頼ってくれるみんながいるおかげでおれは一回り強くなれた気がした。


小宮に個別で厳しく言うたり、響太のこと小林って呼んだり、時にはこいつ何言うてんねん。って思う事があったかもしれへん。


でも特にこの1年間を通して、みんなの目に映る鈴木八雲が、少しでもカッコいい男になってたらおれはうれしい。




さいごに、おれのサッカー人生はここで終わるけど、サッカーを通して得た経験や仲間は、これからの人生の糧に、宝になるって確信してる。


 ここから先の人生はまた自分にとって新しい人生が始まっていくし、サッカーでミスして監督にボロクソ怒られる事より苦しくて理不尽なことなんていくらでもあると思う。


でもどんな時でもいつだって前向いて目輝かせて頑張ってる人間をおれはカッコいいと思うし、どんな状況でも自分にベクトル向けて乗り越える、そんな大人になっていきたい。


そして、サッカーをここまで続けてやってきたからこそできた成功や失敗、経験や培ってきた価値観をこれからの人生に最大限活かして生きていきたいと思う。




 先輩方へ


 最近になってめちゃくちゃカッコいい先輩たちに囲まれてたんやなってすごく実感してます!

何かの縁があれば、また呑み連れてってください!

チャンスあればすぐ連絡します!

そしてここまで読んでくれた先輩方。

先輩方からのいいねはどのいいねよりも嬉しいので是非押してください。


 後輩たちへ


 かわいい、かわいい後輩たちよ。後輩が誘わないと先輩に飯は連れてってもらえません!勇気を出してDMまたはLINEを送るように!みんなの土産話を居酒屋でたくさん聞きたいので!あと、アメフト部の平選手の言葉を借りると「大学スポーツの原動力は間違いなく4回生です。」チームを良くするも悪くするも4回生次第だと僕は思います!いつでもどこでも応援しているのでまた連絡ください!


 最後に愛する同期へ


貴様らのせいでクソ楽しい青春を過ごせた。

自主練するより乳酸溜まらへんためのジョギングとかいうイチャモンつけて喋ったり、ろくにストレッチもせず芝生に寝転んで喋ったりとかいう時間が最高に好きやった。ふぉ前たちと大学生になってまで本気でサッカーした日々はかけがえのない思い出になりました!ふぁりがとう!

まぁなんといってもこっからが人生やし、10年、20年後でも今みたいにいつまでもキラキラした目で再会しような!今クソ仲良い奴らは当然やけど、別に大学時代いつも遊ぶような関係ではなかったとしても関係ない!会った時は酒呑んで思い出話に花咲かせましょう!


  ほなまた会う日まで、ナイスパニック。






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