なかなかタイミングが合わず、無理そうと思っていたイサム・ノグチ展に行ってきました。
今回の注目はサカナクション山口一郎さん編成したサウンドツアー。
50分あって、
ながーい!
あ、でも調整できるんじゃない?
などと当初は話していたのに
聴き終わってシーンとしてもまだ展示をまわりきれていませんでした
この作品は裏から撮ったものではあるのですが(サインが撮りたかったので)
彫刻作品を平面である写真に撮ると、ここまで伝わらないものかと驚いています。
イサムノグチの時代に流行した音楽や彼が愛した音楽などが、
限られた時間の中に詰まっているわけですが
彼自身の生い立ち、出会った人たち、暮らした街が影響したのか
好んだ音楽はヨーロッパ、雅楽、アフリカ音楽と
ここまで多様だったのかと驚きでした。
アフリカ音楽・・・・ワカラナイ・・・
パンフレットが秀逸で、イサム・ノグチの年表と音楽年譜が比べられるようになっています!
クラシックにおいては当時流行った無調音楽と、その時代背景、現場にある作品がリンクして、
瞬間その時代にいるかのような貴重な体験ができました。
子ども達とも行きたいな~。大事な展覧会に子連れで行きたい場合は
①自分だけ②子どもと
2回行った方が、お金はかかるけど結局満足できそうです。
余談ですが、サカナクションの音楽を日曜美術館で初めてちゃんと拝聴し、
なんだこのお洒落な音は・・・・
ビートとか、サウンド・・・とても洗練されていて、
最近sportifyでよく聞いています
解説を眺めながらふと振り向くと
意外や沢山の若い方たちが真剣に作品の解説を読んでいて、
その姿に感動しました。
もう何見ても泣けるお年頃に突入しているようです