私はもう逃げない―自閉症の弟に教えられたこと― | 島田律子オフィシャルブログ「Ritsuko Shimada Official Blog」Powered by Ameba

私はもう逃げない―自閉症の弟に教えられたこと―

「NHK人物録」に、女優、和久井映見さんが特集されています。

 
2002年に放送されましたドラマ「抱きしめたい」は、私の著書「私はもう逃げない-自閉症の弟から教えられたこと-」(講談社)を原作にしていただたものです。
 
和久井映見さんが私の役ということになります。大変光栄で、恐縮です。
 
また、弟の役を演じた加瀬亮さんは、弟が入所する施設に泊まり込んで役作りをしてくださり、専門家が観ても、本当に自閉の方が演じているのだと信じるほどに、弟をコピーしてくださいました。
 
私は、この本を書き、自分と向き合い、その作業は辛いものではありましたが、書くことで、そしてドラマにしていただたことで、劣等感の塊だった私は、少しは乗り越え、自信を持つことができ、だから今があるのだと思っています。
 
あの時、勇気を出して本にしてよかった。そして、ドラマにしていただいて、幸せでした。
 
本は、まだ購入出来るのかもしれません。
『私はもう逃げない-自閉症の弟から教えられたこと』(島田 律子) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
「レインマン」は、弟そのものだった 本書は、その真実性のゆえに、同じように自閉症の人を家族に持つ全国の人々が、長い歳月にわたって共通して体験してきた、いわば普遍的ともいえる「自閉症の歴史」としての意味を持っています。多くの人々に共感と同意をもって迎えられることは、疑いのないことだと思います。 ――川崎医療福祉大学医療福祉学部 佐々木正美教授推薦 「伝えなければいけないことがある」 私には3つ違いの力郎という弟がいるのだが、実は力郎は、自閉症である。自閉症とはいったいどのようなものなのか。自閉症者がいる家族は、どのようなことに巻き込まれていくのか。島田家のこの30年の………
 
また、中古で少し売っているようですね。


古い本ですのに、ありがたいことです。
 
あらためて、弟に、家族に感謝の気持ちで過ごしております。

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