孤独の世界にいた vol. 2 | 孤独解消心理セラピスト 山室りつ

孤独解消心理セラピスト 山室りつ

言いたいことが言えなくて
孤独になっちゃう女子が
「世界は優しい」と思える
心理学



仕事を辞めて

1日1回過食をするようになってから

ぽっちゃり体型に戻ってしまいます。

でも、自分の意思で過食を抑えることは

出来ないのです。




朝も夜も

食事を摂らなかった私に

「 何でそんなに太ってるん?」

と、元夫は不思議そうに言いました。




「 昼間に過食してるからだよ。」

とは言えません。

恥ずかしくて誰にも言えない。

そのことが更に私を苦しめました。




初めての育児とも重なり

精神的に限界を感じた私は

2歳になるかならないかの息子を連れて

初めて心療内科を受診します。




そこでは

心の通わないカウンセリングと

ひたすら眠くなる薬を処方されたため

思うように家事や育児ができず

反ってストレスになりました。




ここではダメだ。

どうにか過食から解放されたい私は

病院を変えてみました。

そこで

「 女性がやっている家事や育児は
  本当に大変だと思う。
  自分には真似できない。」

と、先生に言っていただきました。

お医者さんにもできないことを

私はやっているんだ!!

そう思うと

とても救われた気持ちになったのです。




そして

「 とてもいい薬が最近出来たので
  効果があると思います。」

と言って、薬も処方してもらいました。




すると

その病院に2、3回通っただけで

過食の量がずいぶんと減ったのです。

これくらいなら

通院を続けなくても大丈夫かもしれない。

子どももまだ小さかったことあって

それきり病院に行くのはやめてしまいます。




10数年続いた

異常なまでの過食からは

解放されたものの




食べ物との戦いから

完全に解放されたわけでは

ありませんでした。







つづく