出来ない自分に諦める | 孤独解消心理セラピスト 山室りつ

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心理学



私は子どもの頃から


とても緊張するタイプでした。





子どもの頃、ピアノを習っていて


年に一回発表会があったんですよね。


ピアノなんか全然好きじゃないから


練習なんてほとんどしなかったし


上達ももちろん遅い。


週に一度のレッスンの日には


突き指をしないかな


病気にならないかな


って思っていたほどでした。





そんなに嫌いなのに


どうして習っていたかと言うと


親に「 辞めたい 」と


言えなかったから。


始めたのは


母親が子どもの頃習いたかったけれど


習えなかったから


娘に託したと思ってるんだけど


真相は分かりません。





どちらにしても


やりたくないことを


やりたくないと言えなかったし


辞めたいことを辞めたいと


親にも言えない子どもだったんです。





そこには


何の取り柄もないから


何かやっとかないと


自分には何の価値もない


という思いもありました。


だから辞めたくても


辞める勇気がなかったんです。






話が逸れちゃいましたけど


とにかく全然好きじゃなくて


練習もほとんどしなかったから


いつも発表会までに


ちゃんと弾けるように


ならなかったんですよね。




そんなこともあって


発表会の日には


メチャメチャ緊張しました。


出番はまだまだなのに


足がガクガク震えて


止まらなかったことを


今でもリアルに覚えています。





そんな私が


35年くらい歳を重ねた頃から


緊張をあまりしなくなったんですよね。


全然ではないんですけど…


それは歳を取って図太くなった


という訳ではなくて 


出来ない自分に諦めたから。


自分をよく見せようと


思わなくなったからです。


失敗しても


私なんてこんなもんだし


って思うようになったから。


それは悪い意味ではなく


そのままの自分を受け入れる感じです。





上手く出来なくても


愛嬌があっていいよね


って思える自分になったんですよね。


これが自己受容というやつですね。


とっても楽チンですよ。





いつもメッチャ緊張して


しんどいという人は


どんな自分も


受け入れてあげてみてくださいね。


そのままで


あなたは愛されてるから。