今年度、副将を務めています、4回生DFの石原凱と申します。

まず初めに、OBOG並びに関係者の皆様、日頃から立命館大学男子ラクロス部を応援していただき、誠にありがとうございます。皆様のご支援やご尽力によって、私たちが今この部で活動できていることに心から感謝申し上げます。
先日の神戸戦では、不甲斐ない試合をしてしまい、申し訳ありませんでした。自分たちの実力不足や甘さが露呈した結果だと深く受け止め、必ず関西制覇できるように改めて取り組んでいきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ブログを回してくれた野崎は、読んでもらったらわかる通りに、熱く、芯のあるやつで、自分の尊敬する面を多く持っています。また、BCコーチとして、下回生の指導をしてくれて本当に感謝しています。今週末には、ついにBの決勝トーナメントがあるので、是非とも勝ってほしいですし、後輩たちはその期待に応えてほしいです。頑張れ!!

僕もせっかくなので、野崎の内容を踏まえて書いていきたいと思います。
そのため後輩たちへ向けての内容が多くなります。
後輩へのメッセージなどで、言葉遣いがまちまちになる部分もあり、読みにくさもあると思いますが、ご容赦ください。

野崎はラクロスが大好きで、自ら目標設定をして、練習していました。
それに対して僕は、その対偶的に、ラクロスが好きというのが行動の源ではなく、チームに求められているのは何か、チームの課題は何かを優先的に考えて、練習してきました。
高校までやってきた野球でもそういった考えでやってきていて、自分がヒットを打ちたいとかよりも、チームのためなら何でもするという姿勢で、守備やバントなどの地味だけどチームに必要なことに、取り組んできました。
僕は、「チームに貢献すること」を目標に取り組んできました。
コーチや周りの先輩方から、もっとこうして!とか、こうしてみたら?などと、多くのアドバイスをいただき、それを実践していくことがチームのためになる、と信じてこれまでやってきました。僕の中でも、一旦そのアドバイスを咀嚼して、実践に近づくために努力してきました。当時の僕は、それでいいと、それなりにうまくいっていると思っていました。

しかし、4回生になり、様々な経験をしたり、社会人の方と話させてもらったり、後輩たちに教えたりしていく中で、この考えでは甘かったということを日に日に痛感させられています。

4回生として、副将として、チームに貢献できていない。
DFリーダーに頼っていて、他のメンバーは考えていない。
成長してない。
などなど、様々な指摘をいただく機会が多くなっていきました。それに対して、初めの頃は、その問題ごとの改善策や対応策を考えていました。しかし、それでその場は解決しても、自分自身が特別成長したわけでもなく、また新たな問題や指摘に直面するばかりが、4回生の前半では多かったなと思います。

こういった経験をしてきて、思うことが2つほどあります。
一つ目は、僕には、こうなりたいや、こうあるべきだという、「断固たる自分の意志」が足りていなかったということ。
先輩やコーチ、もっと振り返れば学校の先生や両親など、多くの方々から多くの指導やアドバイスをいただいたおかげで、今の自分があることには、本当に感謝しています。
しかし、それを受け入れる前に、自分はこうなりたいんだという意志を持つこと、なぜそうなのかを深く考えることが必要だった。正直ここを考えなくても取る行動の方向性は同じだったりもする。けど、そこに対してのエネルギーや主体性が圧倒的に変わってくるから、行動の中身が変わってくる。
だから、後輩のみんなには自分の理想像や意志を、強く深く持って欲しい。

特に1回生たちは、まだそんなのよく分からないという気持ちも分かるけど、ここを考えることはマジで大切。正直なところ、この考えは就職活動や教育実習などで色んな大人の人と話したりして感じたところも多いので、感じにくいと思うけど、逃げずに考えて欲しいです。
現代っ子あるあるだと思うし、これから社会人に出たときに必要だとも思うので、自分自身もこれから意識してやっていきたいです。

二つ目は、上に書いたこととも関連しますが、目標を達成したり、何かを成し遂げたりしていくためには、高い視座と具体的なイメージが必要であるということ。
高い視座とは、その行動を「何のために」するかというときの観点で、言い換えれば目的意識です。
例えば、最初のパスキャメニューを、ただパスキャするよりも、何をうまくなるためにやるのかとか、試合を想定してやるとかの方がいい。これを色んな場面に当てはめると、関西制覇するためにやる、自分の理想像になるためにやる、チームに影響を与えられるようにやるなど、高い視座を持つことで行動の基準が上がり、当たり前のことが増えていくと思います。色んなことに気づけるようになると思います。
けど、高い視座を持つと、ちょっと抽象的で結局何したらいいのか分からなくなることがあります。
そこで、具体的なイメージを持つことを両立していくことが大切だと思います。
ここの両立ができる人間が、僕は目標達成能力が高いと思っていて、最近僕はこう意識して取り組んで、自分の行動を振り返ったりしています。
後輩たちも、ぜひ参考にしてくれればと思います。


簡単ですがチームメイトへ。
もう10月になって、本当にシーズン終了まで残り少しになりました。
けど、本当にこれからが大事で、ここからも成長していけると信じています。

僕の好きな漫画の一コマです。
最近になって、この言葉の意味が身に沁みてよくわかってきた気がします。
今の僕に、僕たちに必要なものだと思います。
ウインター、Bリーグ、そしてリーグ戦、ファイナル。
立命館として、全力でやりきっていきましょう!



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


次はDFリーダーのしょうたに回します。
リーダーとして引っ張ってくれてるのに、力になり切れていなくて申し訳ない。けどマジで頑張って、ファイナルで最高のDFできるようにするし、期待しといてな!
それじゃ、よろしく!!