学生コーチ 杉村菜々子 | 立命館大学体育会サッカー部(女子) 選手ブログのブログ

【自己紹介】

回生:4回生

学部:京都女子大学家政学部食物栄養学科

名前:杉村菜々子

高校の時の部活:サッカー部

好きなトマトの切り方:輪切り


何を書こうか迷い、まとまっていないので思いのまま書かせていただきます。

とても長くなるため、時間があるときに読んでいただければ幸いです。


気付けば最後の春リーグが始まろうとしています。

正直今のチーム状況に一切満足していません。

不安しかありません。

先日行われたリーグ戦前、最後の練習試合でも運営面から試合前アップ、試合内容といいすべてがグダグダで私には物足りなさだけが残りました。正直、リーグが始まり運営面でみんなをサポートすることがしんどいと感じてしまいました。立場上、割り切ってやります。

しかし、心の底から応援してサポートしてあげたいと思えない、その自分にも腹が立ちました。

試合で何もできない自分が悔しくて、苦しくて正直しんどいです。自分が出ればチームを変えられる自信があるからこそ余計感じてしまいます。


みんなは当たり前のように試合に出られて、勝敗に関わらず毎週試合があることで危機感がないように感じます。

練習中の雰囲気・強度、まだまだだと試合が近づくにつれて感じます。今年のチームの目標は去年と同じで2部優勝です。しかし、去年の最高成績は3位。現状人数が少ないことから去年よりも練習量・練習試合の数が少ないです。去年で成し遂げられなかった2部優勝を今のチームで成し遂げるためには現状を受け入れ、このチームだからこそできることをもっとみんなが考えるべきだと思います。このメンバーでこのチームで勝つためには、去年よりも上に行くためには、もっともっとみんながチームのことを考え自分のためだけでなく、チームのために動ける選手が増えるべきだと思います。

どこかみんな人任せで、それが試合にも出ているように感じます。

チーム内でも現状に満足している人はいないと思います。だからこそ口だけでなくもっと行動で、プレーで見せてほしいと思います。


このチームの良さとして学年、経験値関係なく発言できる表現できるチームだからこそ自分が変えてやるというくらい、みんなに影響を与えられるくらいプレーで行動で表現してほしいと思います。特に試合に出るメンバーはいくらでも結果を変えることはできるし自分のプレー1つでチームが良くも悪くも動くことに自覚を持ってほしいです。その自覚を持てない人、それを体現できない人にはピッチに立ってほしくありません。もちろんスタメンでない人も交代で出てやる、スタメンから引きずりおろしてやるというくらいの気持ちで練習・準備してほしいです。それが必ずチームの底上げに繋がり、メンバー争いが加速すればするほど相乗効果が生まれ良い循環をうまれると思います。

心の底から応援しサポートしたいからこそ選手には求めたいです。


ここからは私の春リーグの目標についてです。

私の目標は「土台作り」です。

春リーグに出る4回生はさくらとひかりの2人です。りこは怪我もあり春リーグには出ることが難しいです。そのためこの2人には自分とりこの分まで試合で表現してほしいと思います。あ、そんな重く考えなくて良いよ笑笑

この2人は去年の主将であるりこを筆頭に幹部として共に頑張り、様々な壁にぶち当たっても辞めずにここまで一緒に頑張ってきてくれた大切な同期です。この2人は今までプレーで引っ張るというよりサッカーに向き合う姿勢・声・チームに向き合う姿勢などでみんなを引っ張ってきてくれました。1回生から試合に絡んでいる2人にとって最後の春リーグが始まります。私はこの2人が自分のプレーに集中できる環境を整えたいと思います。自分には理解することができないワクワク、不安や緊張があると思います。それはチームに対しても、自分に対してもあると思います。

2人が今まで積み上げてきたことを発揮できる場を作るためにも私はチームの土台を作る、それが、自分ができる一番の貢献だと思います。


私は春休みチームに向き合うことがしんどくて何も考えないためにも客観的にチームを見ることにしていました。とても冷めた目で見ることも多々ありました。


しかし、最近になってそれが自分にとってプラスに働いていることに気が付きました。今までは感情的で周りが見えなくなることが多くありました。しかし、客観的に見ることで今までは気が付かなかったことに気が付くことができるようになっていました。それは人それぞれ個性があり癖があり、スイッチの入るタイミング、入れ方が異なることです。それを客観的に見ることで少しずつ掴めてきたように思います。


最近ではそれを活かして一人一人に対するアプローチや関わり方、伝え方を工夫しています。試行錯誤しながら一人一人に向き合うことでよりみんなのことを知り、良さを知り今ではチームの誰よりもみんなの良さを、強みを引き出せるアプローチをすることができると思います。


このチームは良くも悪くもみんな意志が強く頑固ですれ違いやぶつかり合いが多いと思います。しかし、みんなの気持ちは勝ちたい、2部優勝したい、そこは同じです。その目標を達成するための過程や方法が異なるから衝突が起きるのだと最近感じます。今までは自分も意志が強く頑固なため違う意見が出るとすぐに衝突してしまいぶつかることが多かったですが、今はみんなの考え方を素直に受け入れ、それをどう活かすか冷静に考えることができます。


選手は試合が始まると正直余裕がなくなると思います。そこで私は春休みで学んだ一人一人の良さを、強みを引き出すアプローチをし、みんなのやる気スイッチをオンにし、目標の2部優勝に少しでも貢献したいと思います。


それぞれが抱える不安や緊張を取り除くことが自分にはできないからこそ、みんなが試合を楽しみ、力が発揮できる環境を作ること。それが土台作りであり私が試合に出られなくてもチームにできる唯一の貢献だと思います。


今では新しい風を吹かしてくれる1回生、苦しかった秋リーグを最後まで戦い抜いた23回生、そして1番頼りになる常に姿で行動でチームを引っ張ってくれる同期がいます。そして同じ学生コーチとして支え合い、いつも真剣にチームのことを考えてくれるゆうたくん。

このメンバーだからこそできるサッカーを春リーグで見せつけたいと思います。

そしてみんなが楽しめる土台を環境を作りたい、それが私の最終目標です。


ブログの前半部分では少し厳しいことを言ってしまいましたが、新チームが始動した際にみんなで決めた目標だからこそ口だけで終わりたくないし、本気で達成したいから言わせていただきました。みんなに求めるだけでなく誰よりも体現しこのチームに本気で向き合おうと思います。だからこそ、みんなももっと自分に求めてほしいし、言ってほしいと思います。学年関係なく、立場関係なく。


私にとっても最後の春リーグ。試合には出られませんが、みんなと関わること、コミュニケーションを取ることを誰よりも心がけ、選手に余裕がなくなったときに肩の力を抜けるようなきっかけをつくれるような、そんな存在になります。

それぞれの立場でチームが勝つために力を発揮し、楽しむことを忘れないそんなチームの土台を作ります。


長々と申し訳ありません。

拙い文章となってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

必ず良い結果を報告できるよう全員で頑張ります。

応援のほどよろしくお願いいたします。





【お気に入りの写真】




リーグ戦といえばもちろんこれ!

試合のルーティーンであるかのんとハイタッチ!

いつもプレーにワクワクさせられ見ていて気持ち良い

しかし、最近は少し暴走気味のかのんちゃんなので冷静さは忘れないでほしいところです

去年も試合中に何回かかのんに叫びましたがうまくいかないときこそ楽しむことを忘れず最後までやり切ってほしいです!

春リーグもワクワクするプレー待ってます!



次は3回生のトップバッターつぐみです。

つぐみと言えばマッチアップを避けたい選手。とにかく体は強いし、いつもぶっ飛ばされるし、ヘディング強いし、キック力もあって威力も強くてなんかとにかく強い。そんなつぐには試合では当たり負けせずヘディングでもキックでも相手をビビらしてほしいですね。