こんにちは
大阪市委託事業所
病児保育室リトルベアーです
急に寒さも厳しくなり、今年は感染症も少しづつ流行ってきています。今回はこどもに多い嘔吐の処理に関してお伝えします。
嘔吐物は単なる嘔吐物ではなく、何が原因で起こった嘔吐なのかにより、その嘔吐物が感染源となり、
自分自身も感染症になってしまうことがあります。
基本的に、糞便や嘔吐物が感染源にならない病気では、嘔吐物の消毒処理は必要ありません。
例えば、
・インフルエンザは上気管支への感染による病気で吐いた場合
→嘔吐物がインフルエンザの感染源になることはない
→普通に集めてゴミ袋に密閉し捨てて構いません。
しかしノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、病原性大腸菌、サルモネラなどが原因による感染性胃腸炎の場合には、
嘔吐物や便が感染源になりますので適切な消毒処理や処理する人が感染しないような対策が必要です。
- 感染性胃腸炎が流行する時期（特に冬場）の嘔吐
- 子供が関わる施設（学校、塾、通所施設）で感染者が見られる場合の嘔吐
- 家族がノロウイルス、ロタウイルスなどの「感染性胃腸炎」の診断を受けた時
- 二枚貝などを食べた後に症状を発症した等、感染性の胃腸炎が疑われる際の嘔吐
- 明らかな消化器症状（胃通、腹痛、下痢、食欲不振など）を伴う嘔吐
- 原因がわからないが、激しい症状の場合
☆自宅にあると便利なもの☆
次亜塩素酸水の消毒液
☆処理方法☆
大人2人でそれぞれ吐物対応と子供対応にあたることが理想的！
難しい時は、
1.吐物を新聞紙、使い捨ての布、キッチンペーパーで覆い、消毒液をかけてウイルスの飛散をおさえるという応急処置を!
2.お子さんの衣服等の対応を行う！
→吐物で汚れた衣服は、捨てるのが理想的ですが、
再使用する場合には塩素系消毒液で十分消毒しましょう。
処理した後は必ず手洗いを忘れずにしてください。
感染から自分の身をまもるためにも、ぜひ準備しておくことおすすめします(⌒∇⌒)
2022年も残り少しですが寒さに負けず、よい年を納めましょう(⌒∇⌒)
またこういうときどうしたらいいんだろう？など質問があれば気軽に聞いてくださいね💛
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