●「ごめんなさい」が言えない子
こんにちは。
チャイルドホームアカデミーの賀川恵美子です。
「何か悪いことをした時、あなたのお子様はきちんと謝れますか?」
こんな質問をされたら、ドキッとしてしまいます。
わざとじゃなくても失敗することはありますし、謝ることは多いものです。
そんなとき、子どもに対して…
「ごめんなさい!」を言いなさい!
これは、一律に『正しい』のでしょうか。
長女は小さい頃、「ごめんなさい」がなかなか言えない子どもでした。
一方次女は小さな頃、「ごめんなさい」をよく言っていました。
長女は悪い子で、次女は良い子だったのでしょうか。
「ごめんなさい」の先を見てみると…
長女は『悪い』と心から思っていて…
どうしようもない罪悪感の中で苦しくて…
体が震えて涙が出ても…
「ごめんなさい」をなかなか言えませんでした。
しかし…
心から反省しているので、次回からは気をつけます。
一方次女は、ほとんど反省していません。
悪いという認識もそれほどないようです。
しかし、とりあえずの「(ご)めんね~(ご)めんね~」。
当然、あまり反省はしていないので繰り返します。
繰り返すことにも慣れてしまっての「(ご)めんね~」。
さて…
どちらが良い子でしょうか?