●卒業と『点』
こんにちは。
千葉県四街道市の英語リトミック、『メロディ♪ランド』の賀川恵美子です。
長女が先週、小学校を卒業しました。
大人になると、節目を感じることが少なくなってきます。
子どもの成長を通じて、それを実感できる気がします。
卒業証書を受けとる前、一人ひとり大きな声での一言。
『どんな将来にするか、どんな大人になるかの宣言』をしていました。
「人の役に立てる大人になります」
「優しい大人になります」
「人の笑顔をつくる大人になります」
具体的な、職業を言っている卒業生もいました。
自分という一人に人間が、社会に貢献したい。
そんな風に感じました。
社会に貢献することで自分自身の幸せを感じることができる。
そんな人たちが増えたら、住みやすい社会になりそうですね。
たくさんの夢が詰まった卒業生。
そして…
これから、子どもたちが学ぶたくさんのこと。
それは、『点』です。
勉強しなければいけないことが多くなると、子どもから疑問の声が上がります。
「どうして日本人なのに英語を勉強しなくちゃいけないの?」
「どうして算数を勉強しなくちゃいけないの?」
「どうして古典を覚えなくちゃいけないの?」
もちろん、一つ一つの意味を説明することもできます。
でも、私はすべてが必要なたった一つの理由があると考えます。
それは…
『点』
2005年、米国スタンフォード大学の卒業生に向けて行ったスピーチの中で、スティーブ・ジョブズは言っていました。
ものすごく要約すると、今学んでいる『点』を使えるのは将来だということです。
私は、こう考えます。
今、学んでいるたくさんの『点』。
その点を結んで『線』を作ることができます。
その線から『面』になります。
そして、その面は『立体』になることができます。
最終的に、動きのある『モノ』として力を発揮します。
つまり…
最初の段階の『点』が少ないと、思ったものが作れないのです。
ここで、とても大切なことがあります。
それは、『点』をそのままにしておいたら、『点』のままです。
いくら点が多くても、それは『点』のままです。
そこから、何かを作り出していくのは、子どもたち自身です。
私が目指している幼児教育。
それは、『点』を増やすことではありません。
点は、学校に行っていくらでも詰め込めます。
私は、『点』を結んで『モノ』にできる能力を育てたいと思っています。
創造力。
自分で創り上げていく力。
それを『知育』のレッスンに取り入れていきます。
それが、自分らしい人生を生きる力につながると信じています。
来年度のメロディ♪ランド、4月からレッスン開始します。