今日は近藤商店!
シャレオツな都会っ子が集う街・下北沢です。(私はジャージで行きました)。
今日はラストに衝撃のミュージカルもあり得した気分になりました。ミュージカルでもオカマのジュリーを貫いたシェパード太郎さん、パンツ一丁の真心タッチの島田さんの足の細さが脳裏に焼きつきました。因みに私はオカマのジュリーの出生の秘密や、生い立ちが気になってきました。
私はお笑いに関して偉そうに言える柄ではないのですが、面白い芸人さんのネタにはビートを感じます(その意味では“ツービート”という名前には全てが含まれている気がします)。そこには確実にグルーヴがあるのです。
今日の企画コーナーで「芸人もミュージシャンと同じやろ!」という発言がありましたが、私はその言葉に目からウロコ、上からマリコでした。
そしてトリのアッチャンズのコントはビート&グルーヴが全開で、思わず見入ってしまいました。最初は「ホントにお笑いのコントなのかな?」というシリアスな流れ。そこに「水」というアイテムが登場し、観客は「なんかあれ怪しいぞ」と引き込まれます。
そしてその水を軸に話が展開するのですが、突如のブチ切れあり、体を張ったアクションありなのですが、この抑揚はまさに最高の音楽に感じるダイナミズムと同じものなのです。これは優れたボクサーが、波状攻撃を仕掛ける事にも通じます。生命の躍動感です。しかもそれが現実にありそうなシチュエーションなので、観客が冷める事も無いのです。
とまあ、思わず個人的な解釈を解説してしまいましたが、解説なしでも普通に面白いのです。解説なんで物は野暮ってもんですね。
毎回書いていますが、少しでもお笑いが好きな人は是非生のライブで見てみて下さい。そこではテレビでは見られない、生の芸人さんのビートにノックアウトされ、グルーヴに心地好く翻弄されることでしょう。
また行きます!