上手く行く人は意外だったりするが上手くかない人は割と分かり易い話  | Ritchie the world

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なんか自己啓発本のタイトルみたいになっちゃった!(笑)

長く音楽やエンタメ関係に身を置いていると色々な人に出会い様々な発見がある。
よもや昔十代だった仲間も今や三十路真っ只中
君も笑い事じゃないんだぜ?


成功した人もいれば
俺みたいに別に成功はしてないけどプロと呼ばれる側に居る人(自分で言いたくない)
音関係で就職した人(こちらもプロだと思う)
そして全然上手くいかない人もいる


今日は俺が今まで見てきた


「上手くいかなかった人」


にスポットを当ててみる。

何故なら成功者よりも失敗者の方が多くのケースで「共通する」ことが多く感じたからだ。

全てを書くととんでもない量になってしまうので
今日は3つだけ書いてみる。



1. 性別に頼り過ぎる

これは今も昔も全く変わらないように見える。
自分が最も長く居た「バンド界隈」を例にしよう

「若さとルックス」を武器にし過ぎる

これは女性に多かった。(勿論男性もいるが)

まあ気持ちは分かるよ
一番手っ取り早くファンも尽くしなんならガチな大人ミュージシャンも味方に付けられる。

しかし

これで上手く行った人は少なくとも俺の周りでは1人もいない。
10代〜20代くらいまではこのやり方で
まかり通ってしまうから怖い。「成功法の如く」ね。

しかしツケは返ってくる。

そういった表面的なもので味方なった人達は
歳を取ればアッサリ乗り換える。

そして練習や勉強 オリジナル楽曲制作を若い期間に全くしていないなんて事はないだろうが、
年齢不相応のレベルで止まっている事に
そこで気付く。しかしもう遅い。
時間は戻らないのだ。

残るものと言えばネットに載せてきた写真と思い出くらいのものなのだ。


何で急に自分が相手にされなくなったかも気付けない者も多く
周りを悪者にしてみたり。
悲劇のヒロインぶったりする者も多い。
結局はアリとキリギリスなのだ。


しかーし!!
大事な事も1つ付け加えなくてはならない。

「若さとルックスだけで活動しているように見えて中身もガチ」

っていうスーパーマン・スーパーウーマンは一定数存在する!!
名前は出せないがそう言うバンドは未だ世に残っているよ。技量・知識・キャリア・所有作品数…etc
若い頃から30歳過ぎまで真面目に鍛錬しているともう完全にプロだ。

恐らく彼ら、彼女らは若くなくなろうと、見た目が変わってしまおうともファンの数は変わらないだろう。
もしプロデューサーが離れていっても何も変わらず自分らで音楽を作り発信し続けるだろう。




2. ステージ降りても性格が悪い

もっと詳しく言うと
「身内、関係者に対しても性格が悪い。」
これは若い頃はドラマやアニメの主人公感出て目立つかもしれないし特別扱いして貰えるかもしれない。
しかし、大人になればただの「面倒な奴」だ。
それはプロでも。
1つ例を出そう。昔あるビジュアル系バンドのライブに招待された。かなり大きい所でのワンマンだ。
俺はメンバーとは面識が無かった。
ステージ上のMCで何となく人柄を掴もうとしたんだ
皆良い人そうだが1人だけ違う人が居た

「テメェらよぉ、やる気あんのかオラァ?あぁ?」

その人が喋る時だけ少しバイオレンスな雰囲気が漂う。他の人達は面白い感じなのに。

ライブが終わってメンバーさんと挨拶をした。ボーカルさん超腰が低くてコミュ力高くて良い人

あ…

あの怖そうな人が来たのだ。

その場からボーカルさんは居なくなってしまい
俺とその怖い人の2人という気まずい空間。
当時俺も見た目が厳つかったから

「何睨んでんだよ、誰だよテメェ?」とか絡まれたら嫌だなー。なんて思ってた。
するとその怖そうな方から俺に話かけてきた

「いやーどーもどーも!!私◯◯とと申しますー!!今日どうでした!?楽しんでいただけました!?」

ビックリした。超明るい。超笑顔。

俺が一瞬唖然とすると

「あ、すみませーん!もうメイク外しちゃってて分からないですよね!!毎日メイクしてて肌ボロボロなんですぐ外しちゃうんですよ(^◇^;)ベースですベース!!」

そこからかなり話が弾み盛り上がった
好きなメーカーが一緒とかで初対面とは思えないくらい楽しい時間だった。
ステージの時間はもう終わっている。俺は当時プロでもなければ有名人でもない彼らから見れば
ただの「格下バンドマン」だ。先輩風吹かせて説教するなり、無視を決め込む事も可能だった筈だ。
ステージが終わってこの対応

マジで良い人。

こういう人ばかりではないだろう。
しかし数あるV系バンドが消えていく中彼らは今だに現役だ。俺を覚えてはいないだろうがまた会いたい。


逆にステージ下りても…
というか根本的に性格の悪い奴は余程達観したものがあっても消える。
「ガチ天才」な演奏家が数名知り合いにいるが
性格が悪いのではなく「性格に癖があり過ぎる」為
誰も扱えず結局上手くいかない&辞めたりしている。

受け取り手側が「悪い」と感じたらそれはもう
そういう事なのだ。何も罵詈雑言や人を落し入れる事だけが「性格悪い」というわけではないということだな。



3.逃げ癖がある

これは実に難しい所…。何故なら「逃げるが勝ち」なケースも大いにあるので一概には言えないのだ。

しかしここでいう「逃げる」は分かりやすく2つに絞ってみよう!

1. 練習から逃げる
ある一定レベルになればそれを維持する程度の練習で済むかもしれない。しかしあからさまに必要な能力が欠落しており、それが目標達成には不可欠なのにも関わらずやらない。

しまいには出来ている人をディスり始めたり出来ない事を正当化したりもする。
「アイツは恵まれてるから」とか「才能ある奴はいいなー」とかね。アホかと。
本当に才能ある恵まれている者なら、そういう発言をする人間とはそもそも接する事なく上に行ってるだろう。これは比較的男性に多く見られる。

リアルなディスり、ひがみ、正当化が見たければ
ギター速弾きの辛く難しい練習から逃げた連中は良い例になってくれる(笑)
YouTubeなんかでギター速弾き動画のコメント欄を見れば最早説明不要だろう。

ちなみに、中には本当に家庭の事情などで練習時間が取れない人も見てきた、それは本当に気の毒に思う。
時々相談を受けたりもするが
1番可哀想な人(本人に可哀想などと言えないレベル。)はそういった事情をやらない理由にしたりはしていない。結局は本人の姿勢なのだ。


2.自分に合っていないと逃げる
例えばラーメン屋に就職したはずなのにパスタ屋だったりとかそういう根本的に違うものは別だ。

例えばちょっと気に食わない事があったりすると逃げるタイプ。その時点で試合終了だ。その程度の熱意とも言える。これは比較的若い女子に多く見られる。
というか若い女性だけが集まった集合体でよく見られる。
しかし面白い事に「大人な女性」になると一気に減る。そもそも強制されたコミュニティでもない限りそういった逃げ癖のある者は大人になると呼ばれなくなるのも要因なのかもしれない。



さて3つ挙げてみた。如何だっただろうか。
言葉足らずな所や稚拙表現における不快な所もあったかも知れないが御容認頂けたら幸いだ。


他にもまだまだ実例はあるが
まぁ、もし続きも気になるようだったらコメント欄かツイートにメッセージをくれれば善処する。


最後に
何故俺がこんな事を書くかと言うと


半分はこれを読んでいるであろう後輩達につまらん落とし穴に嵌って欲しくないから。
半分はこういう特徴を持つ連中は俺から見てもムカつく輩が多かったからおまえらはなるなよ的な
だから美辞麗句は並べないで書いたよ。



今日はこの辺で!!


アリーヴェデルチ
また明日