私の育った小野田ではお盆前にお墓を掃除に行きます
13日の早朝ご先祖様をお迎えするために縁側の戸を開け放しておきます
キュウリとなすで馬と牛を作ることもあります(馬は前もってお墓に持って行ったと思います)
家に戻っていらっしゃるときはキュウリの馬に乗って早く
お墓にお帰りになるときは牛でゆっくり
仏壇には果物や花を飾りお膳を作ってお供えします。
お膳はミニチュアですが、塗り物で美しいものです
ご飯・汁物・煮物・お団子・香の物を盛ります
お水も忘れてはならないものです
お分の間にお墓に行くこともありましたが
その間のお墓はお留守なので子どもの頃は16日の早朝お墓に行きました
13日と同じく、早朝縁側の戸をあけ放ち
私たちもお墓までお見送りするのです
これがお盆の習わしでした
地域や宗教、宗派により違いはあると思いますが
先祖のことを思い出し、懐かしみ、感謝することが供養になると信じています
それともう一つ、今年は難しいですが、
家族が集まりお互いの健康を喜び合うことも
お盆の大きな意味となっていると思います
今日は夫の実家に行き、お坊さんのお経を聞いた後、
ラインで高齢の義母がひ孫や孫と話す時間を作りました
ひ孫の成長を喜び、私の子供たちも帰ってこれないのでおばあちゃんの元気な顔を見て安心していました