葉月朔日恋心 | a tiniest hope

a tiniest hope

ちっぽけな希望の話



全然自由じゃない。






どこにもいけないし、
どこからも歩き出せない。


過食って、酷い。
だってなにも始めさせてくれない。


過食はこの世でただひとつ、
時を止めることのできる呪い。


食べ物に恋した私のなれの果ては?


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だけど。

食べることだけが、
私の時間を進めてくれる。

少なくとも今の私には、
過食はひどく残酷な呪いであると同時に、
生きるための祈りでもあるのです。