【水谷のセラピストとしてのルーツ】
水谷自身の自然を愛するルーツは
三重いなべ市の山村生活にありますが
水谷自身のセラピストのルーツは
どこにあるのか?
大学を出て6年間会社員勤めの後、
セラピスト経験ゼロ知識もゼロ
セラピストの知り合いもゼロの中
28で脱サラを考え、
29で飛び込んだ
セラピスト人生の始まりの頃、
いわばセラピスト人生のルーツの話です。
少し長いですがお時間あればお付き合いください。
【ゼロからのセラピスト人生】
セラピストを志したのが30前と、決して早くないセラピスト人生の始まりでした。
それまでは食器メーカーの営業マンでセラピストの知識も経験も皆無。。
筋はおろか、マッサージの経験もゼロ。
鍼はアトピーの治療で受けた経験こそありましたが
知識もゼロで義姉に勧められて受けた経験のみ。
小さい頃からカンフー映画や香港が好きで、東洋医学的な気功とかに興味はありましたが
解剖学のカの字も、ツボのツの字も知らないど素人でした。
親戚や家族や友人にも全くセラピー関係の知り合いも縁もなく
セラピストへの転職の相談も影響も受けることすら出来ない状況でした。
【母親や周囲の反対】
会社を辞めて「鍼灸マッサージ師になる」と
母親に初めて話をしたとき、
「あんたは何を考えとるの。。。苦労して遠いとこの学校いかせて、やっと就職できて働いとるっていうのに
会社やめてあんまさんになるって。。死んだお父さんによう言わんわ。。」
と、あきれと怒りと理解不能な感情が混ざった母親の顔を今でも思い出します。
社会人としても家庭人としても普通の人生を期待するのが普通の親の心情ですから、自分が親になってみて、あの時の親の気持ちはとてもわかります。
【会社を辞めて学校へ】
何とか母親を説得し(というかあきらめてもらい)、
会社にも学校が決まるまでは相談も出来ず(直属の上司にだけ報告して)
サラリーマンの仕事をしながら学校の入学試験の勉強をして、
何とか学校に合格。
可愛がっていただいた
当時の大阪支店の支店長や先輩にも
会社を辞めるリスクや、
今後の仕事の面白さも説得されましたが、
心を決めて退職を決意しました。
半年前の時期だったので
3月末まで自分の仕事をして、
急ぎ4月から
何の知識も経験も無く入学した鍼灸の学校。
【友との出会い】
この鍼灸学校の同級生として出会ったのが、
フリーマッサージプロジェクト代表のKEN氏です。
KEN氏とは学校の頃から一番の仲良しで、
当時愛煙者だった2人は
休み時間というといつも喫煙所でたばこをたしなんだり、
水谷の愛車ヤマハTWのタンクをKEN氏がペイントしてくれたり、
試験前は水谷の家で泊まり込みの試験勉強をしたりと、
一番仲良く公私ともに深く付き合いをしていた仲です。
KEN氏が
関東初の指圧スクールをリタジネン森の学校で開催した時、
カフェ森でお茶しながら話していたとき
「ダーデンもYouTubeやった方がいいよ。ダーデンが会社の社内で教えてる事や高齢者のマッサージのスキルやツボの話を知りたい人はたくさんいるよ」
と話してくれたのがきっかけで始めたのが、
リタジネンYouTube(当時はRS METHODという名前)なのです。
その時に撮影した初YouTubeがこちら↓
↑左の肩はKEN氏
KEN氏の助言で始めたYouTubeのおかげで、
それまでは実際のデイサービスや鍼灸マッサージのクライアントや
カフェのお客様だけだったご縁が、
全国そして海外のセラピストの方と出会うご縁ができ、
また手技やツボの良さを
リアルでは会ったことがない方にも届ける事が出来るのは、
KEN氏のおかげといっても過言ではありません。
初めて森の学校でスクール開催した夜の写真↓
年末恒例のコラボ講座も森の学校で開催しています↓
人生は人との出会いとご縁で豊かになります。
互いに高めあえる友人や、人生の指針となる先人、職場の仲間、そして家族。
そんな人生の中での人のご縁は、何よりも大切な宝ですよね。
話がそれましたが、当時の話に戻ります。
【修行せず独学で開業】
今のようにセラピストという言葉も認知されていない時代で
インターネットもスマホも普及していない時代。
知識を深めるにも、方法は学校での授業か本しかない時代。
書籍も古典や医学書は今より高くて稀少だった気がします。
手技の経験を学ぶにも、
当然インターネットの情報が無い時代、
手技を体系的に学び、
自分の手技として習得するには
治療院や整形外科で何年か修行したり、
何箇所も転職してスキルアップするのが一般的でした。
でも実際は
修行という名のもとの安賃金での労働(なかには無給の治療院も)も。
鍼や手技療法の流派の勉強会もありましたが、
非常に閉鎖的で封建的。
30前まで完全ど素人セラピストだった水谷にとっては
年齢的な余裕もなく、
卒業後に何年も修行して
スキルを高めるという選択はありませんでした。
そして
流派に属して特定の師匠について、
収入を保証されない環境で学ぶ
という選択もありませんでした。
なので、
色々経験の浅さや情報の少なさに
迷いや悩みも多くありましたが
師匠につかず、流派にも属さず
「自分自身で知識を身に付ける」
「手技は3年で稼げるレベルまで磨く」
「卒業したらすぐ開業独立する!」
そう決意しました。
母親の手前、
「会社を辞めたんは失敗やったね」
といわれない為にも
3年後に開業すると決意しました。
【まず知識を】
学生時代にまず取り組んだのが知識の習得。
実技の経験ゼロの自分にとって
学校に入る前から手技経験のある同級生の中では完全に出遅れ状態でのスタートでした。
更に会社員時代とは全く無関係の医療知識も東洋医学の知識もゼロ。
よし、
手技も知識もゼロ状態なら、
まず出遅れ感のない知識の部分から徹底的にくわしくなってやる。
そう決めて勉強を優先し、
教科書を徹底的に読んで
文字や絵で書いて覚える事から始めました。
1年目は学校のカリキュラムも実技ではなく
座学中心なので、まず知識を習得する事が授業でも必要とされます。
社会に出てからまた学ぶという体験は
とても新鮮で、ワクワクする経験する経験でした。
(2年3年は試験の為の学びや暗記の苦労が増し、バイトしすぎて眠気との戦いも)
※ちなみに手技の初バイト経験は
「ナチュラルボディ」というリラクゼーションサロン、
当時はベッドではなく
座った状態で顔をのせる台があるチェア式の施術台でした。
2年からは手技の経験を積むために整骨院、整形外科、治療院、サウナ、温浴施設で働き、
3年では出張マッサージの起業や、
タイのワットポー寺院でタイ古式マッサージライセンスを取得しに行き経験を積みました。
2001年8月ワットポー寺院のタイ古式マッサージライセンス↓
【経絡経穴と解剖生理学の学び】
学校の勉強の中でも特に注力したのが経絡経穴と解剖学生理学。
この2つは特に勉強しました。
東洋医学の授業には
「東洋医学概論」や「東洋医学臨床論」
「あん摩マッサージ指圧理論」
「はりきゅう理論」などの授業と、
「はり実技」「あんま実技」などの
手技系授業がありますが
なかでも水谷が一番大好きだったのが
「経絡経穴概論」という授業でした。
経絡経穴概論では経脈と経穴
いわゆる経絡とツボを学ぶ訳ですが
水谷はこの頃からツボが大好きで
360以上あるツボの名前も
当時はすべて暗記しました。
(今は厳選して活用、笑)
学生時代愛用した教科書↓
教科書に書き込んで暗記していました
【先生との出会い】
なぜツボが大好きだったのかというと
もともと気功やカンフーや香港
陰陽理論など
東洋的な世界観が好きであっただけでなく、
「経絡経穴概論」を担当いただいた先生が
非常に経脈や経穴にくわしく、
また知識だけでなく経験も豊富で
文字通り「生きた内容の授業」だったから
さらにツボが大好きになったのです。
すこしクセのある先生で、
テストも厳しく、学生からは賛否両論の先生でしたが
水谷は非常に好きな先生でした。
知識ゼロであった水谷にとっては、
基礎の基礎からの経穴の効能や暗記、
経絡の流れや臨床での意味を
基礎から教えていただいたことは
セラピスト人生の基礎となりました。
先生からもなぜか可愛がっていただき、
放課後喫煙室でお話もさせていただいたり
授業や公では語れない大人のツボなども
教えていただいたりしました。
授業を画一的に教える
試験対策が得意な先生がほとんどの中、
規格通りの先生ではなく
試験よりも臨床経験を重視した、
人間的にも魅力ある先生でした。
ある日、先生から喫煙室に呼ばれ、
一冊の手製の冊子をいただきました。
「十四経脈の経穴主治」
と題された本は
先生手創りで自ら手書きで著し
製本印刷した
すべてのツボの効能をまとめた本でした。
難しいことを難しくではなく
難しいことをわかりやすく
まとめたこの本は、今でも水谷の宝物です。
その先生の本の表紙には
非常に重要な言葉が書いてあります。
この言葉は
セラピストとしての私自身の指針として
今でも大切にしている言葉です。
これからセラピストを志す方、
現役セラピストとして
学びを深めたいと頑張っている方にも
ぜひ共有させていただきたいと思いますので、
原文のままシェアします。
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知識と技術は平衡し、お互に助け合って進歩するものである。
知識は技術によって本当の知識となり、その知識は技術を指導する。
指導された技術は、また新しい段階の知識を生む。
新しい知識は更に優れた技術へと高めて行くと言う具合に、知と技は不即不離の間に出来たものが本物なのです。
知識だけの知識、実践の伴わない知識は本当の学問ではない。
それぞれの経穴の主治を実際臨床の上に応用しながら研究を進めて行って下さい。
本当の「味」、「よさ」、「歓び」これはただ実践の中からのみ体験出来るものです。
編集者・川瀬幸郎
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経験もゼロで知識もゼロの水谷自身にとって
この言葉は非常に重き意味があり、
知識の習得や学ぶことに意識がいきがちだった自分自身に
知識と技術の両方の必要性を教えていただきました。
師匠も流派にも属さない中
独学で学び、失敗もして悩んで経験し
技術を磨いてきた自分にとっては
川瀬先生の授業と言葉が
自身のセラピストとしてのルーツにとって
大きな存在の一つでした。
セラピスト人生19年を振り返ってみると
改めてそう感じます。
【本物の知識と技術を】
色んな人との出会いやご縁、
先人の知恵や経験が記された書籍での学び、
今まで施術させていただいた方々の声、
知識と技術の経験をさせていただく中で
本当に多くの経験と
セラピストとしての「歓び」を
いただけている事は本当にありがたい事だと感じています。
YouTubeやDVDで手技やツボの良さを伝えたり
講座に参加いただく皆さんに
実際に手技技術を伝える機会をいただく中で
先生の言葉と水谷自身の中で
強くなってきた想いがあります。
それは
【本当に必要な知識を伝承したい】
という想いです。
1年間リタジネン手技講座をさせていただき、
3年以上YouTubeを配信し
始めたばかりの頃の手技動画
5本のDVDでも
実践的な手技を中心に紹介させていただいてきました。
そんな中で、
ぜひセラピストにとって必要な手技と
同じくらい重要な
セラピストに必要な知識も
もっと多くのセラピストの皆さんに伝承したい。
今まで先人から教わった知識と
自分の経験の中で蓄積した技術を
もっともっと多くのセラピストの皆さんに
つないでいきたい。
そんな気持ちがつよくなり、
今年2月のセラピストフェス2017の水谷の講座では
初めて手技ではなく、
知識と手技をミックスした講座
「セラピストのための解剖学講座」
を企画開催させていただきました。
名古屋、東京、千葉で
解剖学講座、
そして解剖と経穴を融合した
解剖経穴講座を開催し、
皆さんにご参加いただけた事をとても嬉しく思います。
どうしても
セラピストにとって手技の方が優先される中、
解剖や経穴の座学講座に
興味を持ち参加いただけた事は非常に嬉しかったのです。
【今後のリタジネンスクール】
今後、ウェルネスセラピスト協会では
水谷自身が3年間の学校で学んできた【知識】と
膨大な書籍から厳選した先人の【知恵】、
現場で悩みながら磨いてきた【技術】を、
水谷自身や社内で留めるのではなく、
すべてを公開し
そして多くのセラピストの皆さんに
【伝承】をしていきたい
と願っています。
新スクール開催は今秋を予定していましたが、
介護ケアセラピストと解剖実習が先となり
来春を予定しています。
一部お問合せやご要望いただいていた方にはお待たせしてしまい申し訳ありません。
インドで生まれ、中国で発展し、
日本に伝来し実践されてきた自然療法を、
ただ伝承するだけでなく、
ど自然の中で生まれ育った水谷自身の経験も添えて、
他者に【伝承】していくのが自らの使命だと考えています。
【価値の創造者だけが生き残る時代に】
これからの時代は「専門性」だけでなく、
「専門性」の知識と他の「専門性」を融合させ、
新たな価値を創造した者だけが
生き残っていく時代だと言われています。
あのトヨタですら
車の専門性だけでは生き残れない時代です。
【セラピストも新たな創造性が求められる】
私たちセラピスト業界でもそんな時代に変化しています。
知識においても「解剖学」の専門家は沢山いますし、
「東洋医学」の専門家は沢山いますが、
それだけでは新たな価値は創りだせない時代になってきています。
ただの知識ならGoogleで誰でも検索できるので、
知識の単なる専門家は不要です。
ただ手技が上手い職人では
生き残る事が難しい時代になりつつあります。
これからは
「解剖学」の専門性と「東洋医学」の専門性を持ち、
新たな視点から新たな価値を生む
創造性と柔軟な思考が,
セラピストにも必要な時代です。
電話とパソコンを組み合わせることで
iPhoneという新たな価値を創造した
スティーブジョブズのように。
リタジネンでは
従来の業界や資格にとらわれない
セラピストの新たな価値を創造することを目指しています。
そして
新しい価値や視野を持った
セラピスト同士の信頼とつながりを
さらに大切にしていきます。
【本気で学ぶセラピストの仲間】
☆本格的に知識と技術を学びたい。
☆3年間500万の費用をかけず本当に必要な事を厳選して学びたい。
☆現場での技術にいかせる知識と技術を身に付けたい。
熱い気持ちと
前向きな行動力
地域やお客様に必要とされる
セラピストを志す仲間を
水谷はお待ちしています。
長文最後までお付き合いくださりありがとうございます。
~他を思い自然と共に~
利他自然
水谷平
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