山崎ナオコーラさんからは、「反骨精神」や「挑戦的な姿勢」みたいなのが感じられると書きましたが↓

 

 

 

彼女の宿命図↓を見ていると、それは龍高星(年干と日支本元にある戊)と天恍星エネルギーによるものなのかなーというふうに思えてきます。

 
 

“自分が” 抱く興味・関心・疑問を “自分が” 納得いくまで探求する龍高星。

それが多面的な思考であったり、アウトサイダー的な知力となり、変化改革をもたらす星とされます。

 

年干(北)にあるということは、無意識にでも常に精神に「変化改革」というのが人生の目標とかゴールとしてあるとも読めますし、そういうふうに至っていくとも読めます。

陽占には出ていませんが日干(自分)を支える本元・龍高星の影響も大きいのではないかなと思われます。

 

龍高星(戊)が流れるのが石門星(辛)で、これらが組み合わさると、龍高星の創作力や改革力を人々や組織の中で発揮するとなるのですが、龍高星由来の異質さとか非現実さが出るため、動乱の英雄にも反逆児にもなりえるとされます。

 

おー、反逆児と反骨精神は重なるものがありますね花

 

また、座下の龍高星(戊)と調舒星(癸)の連結は、内的葛藤がより上へより高みへと完全を目指していく果て無き向上心になるので、それが挑戦的な姿勢につながっているのかもしれません。

 

これらを支えるのが、現状から脱却したり打破していくことでありたい自分とか世界を模索していく天恍星エネルギー。

“自分の” 個人的な動機とか信条とか、あるいは夢とか理想を追い求め、今いるここではないどこかを目指していくエネルギーです流れ星

 

Image by Franz W.

 

龍高星&天恍星・・・

今現状に対して懐疑や反発を抱き “自分の” 考えや理想を “自分が” 納得いくまでただ純粋に追い求めていくことが、結果として今ある常識や限界というのを突破して新しい価値観や世界を創出していくような変革となるのかもしれません。

そして、それは、彼女の日干・庚が担う本質である是正や改革や変化とも一致します。

 

彼女のインタビューを読んでいて「多様性を肯定する作品作りに興味がある」という言葉があったのですが、すごくこの龍高星&天恍星らしいなと感じました にっこり

 

長いですが、このインタビュー↓も、いわゆる「普通」とか「常識」に対して疑問を抱く龍高星と、そこに息苦しさを感じて脱却したがる天恍星が感じられる気がします。

 

「私は昔から、社会的なシーンで女性として扱われるのが好きではありませんでした。正確に言えば、区別されることに違和感があったんです。子どもの頃は、学級名簿が男女で分かれていることや、ランドセルの色、制服の違いも嫌でした。もちろん、女性らしく生きたい人はそうすれば良いと思う。でも、私は『カテゴライズされること』に辛さを感じてしまうから、なるべく性別を問われずに生きたい。第一、今の社会の中で男性か女性かと定義することはあまり意味がないと思うんです。たとえばパスポートの性別欄。国籍の証明書なのだから、本来は性別を示す必要はないはずですよね」

 

さて、彼女の宿命図を見て一番に目がいく、生月中殺されている石門星x2と天将星について全く触れられてない!と突っ込みが入りそうなのですが笑、ちょっと長くなってきたので、そのあたりはまた次回~ちょうちょ