夏の金魚 この夏の熱暑の庭の片隅に 金魚の墓の白い石塊 夏が去っていく その気配 猛暑だった 酷暑だった やっと どうにか 耐えた が 水連鉢に金魚は浮いた 夏が金魚を連れて行った 赤いワインを供えて 見送った やがて 空を 雲の上を 泳ぐ のだろうか あの金魚は