醒めて 亡きひとは眠ることなどないだろう 醒めて幾夜の闇に歌わむ 明るすぎた 白昼 その夜の闇の 深さよ 死者たちは あの世の闇を 歩く やがて、わたしたちも あの闇の裡を 往く のであろう 光の記憶は しまわれたまま その歌声だけが 漂って 来る