陽だまり | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

 なにごとの恩恵なのか 真昼間の

 とろりとぬくい陽だまりに居る

 

   いつもが

   いつものように

   何者も

   訪れる気配もなく

 

   わたしはわたしの椅子で

   本を読む

   歌を聴く

   酒を酌む

 

   わざわいのない日の

   この しばらくの恩恵

 

   何の予兆なのかと

   畏れうたがうのは

        止そう