影のごときが | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

 待っているはずもないのに此処に来た

 何やら影が佇んでいる

 

  約束は昔のことだ

  遇ったのは昔のことだ

  騒いだのは昔のことだ

 

  そうして 時代は

  変わった のだろうか?

 

  もう誰も わたしを待ってはいない

  どこにいっても

  わたしは見物人のひとり

 

  とはいえ、この安らぎは

  たしかに

  わたしのものの ようだ