影のごときが 待っているはずもないのに此処に来た 何やら影が佇んでいる 約束は昔のことだ 遇ったのは昔のことだ 騒いだのは昔のことだ そうして 時代は 変わった のだろうか? もう誰も わたしを待ってはいない どこにいっても わたしは見物人のひとり とはいえ、この安らぎは たしかに わたしのものの ようだ