酔芙蓉 | 雲と空

雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

 

   もうすでに咲き終わった酔芙蓉ひとりの昼酒楽しまんかな

 

   踏切の横の斜面

   酔芙蓉が紅に染まっている

   昼下がり

   通過する電車に人影は少ない

 

   制限の網が、街を覆い

   酒宴は禁じられている。

 

    独りの昼酒は

    気に入りのグラスに

    ポルトガルの赤を注ぐ。

    窓を開け、

    雲の羊たちよ、

    乾杯❕