律儀な扉 足早に立ち去る背中を見送って自動扉は律儀に閉じる ひとつの事を終えて、 立ち去るとき ひとはどうして、あんなに そそくさと、 寂しげなのだろう 残されて、わたしは ゆっくり閉まるガラスの扉を、 ただ、 見ている。