こんにちは!
先日、下記の記事を読んでびっくりでした(*_*)
ここで問題です。
10%の食塩水を1000g作るために、「必要な食塩」と「必要な水」の量を答えなさい。
これは、2012年度の全国学力テストで出題された中学3年生向けの理科の問題です。
答えは食塩100g、水900gですね。なんと正答率は52.0%だとのことです。
1983年のテストでも、食塩水を100gに設定した、同じ問題が出題され、このときの正答率は、69.8%で正答率が約2割も落ちたのです。
現場で算数・数学が理解出来ない生徒さん(算数・数学が嫌いや不得意という意味ではありません。)を数多く指導してきましたが、そのような生徒さんはやはり読解力が低いことが多いです!!
算数・数学が不得意だけども、教えたら理解出来てテストの点数が上がった生徒さん、あるいは嫌いでやる気を出してテストの点数を伸ばした生徒さんは読解力があり、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力があります!!
「国語はできるけども、数学がダメです、だから文系を選択しました!」と言う事をよく耳にしますが、数学は文系の人でも必ず受験以外の日常生活で必要になることが多いです。
そのような生徒さんほど、数学の学習方法を改善すれば、数学の点数を伸ばせる事が多くあります。それは、やはり上記のような能力を持っているからでしょう。
日本の世の中は、戦後目覚ましい発展をしてきました。それは戦後生まれて来た方が教育改革で数学理科を一生懸命学んだおかげで、医療や建設技術などが発展できたからのです。
数学と理科が出来ない人が多くなると、日本は世界の国々と遅れをとってしまいます。
今、この日本の教育をもう1度見直す時期だと感じております。
特にコロナウィルスが拡大している現在、日本の医療現場がしっかり稼働出来ているのは、過去の医学者の活躍があるからなのでしょう。その医学で絶対に欠かせないのは数学と理科です!!
読んで頂きありがとうございます。