数年ぶりにこの時よりも血の気が引き寿命が10年
いや、10年では存在が怪しいので5年縮みました。

この時
https://ameblo.jp/risurisugogo/entry-12483536868.html

 




テス。
南から沢山の皆様に繋いでもらった大切な命。
そう決してテスは私だけの命では無い。

南の保護主さまに朝電話しました。

すいません。私はテスを殺してしまったかも。
いえ、殺してしまいました。

犬を逃すこと

間違いは誰にでもあり
完璧な間違いを犯さない人などいない。

逃した事が悪いのでは無く

油断、気の緩み、予防、
沢山の関わった方たちの思い。

以上を怠った事、自覚が無い事が悪く

逃すことは犬が自分の手元を離れた事。

イコール何が起こっても不思議では無く
死ぬ子は家から出てすぐに死にます。

私は犬を逃した時、自分が殺してしまったと
本当に血の気が引きます。

朝、

譲渡会前なので慌ただしく犬たちのお世話を
している時

テスをデッキの真ん中に抱っこして行き

下ろし
おしっこしてね、と言い
他の犬をデッキの別のスペースから出し

島田さんに何か一言伝えた
ほんの20秒の間目を離しました。

テスがいない。

デッキ、部屋の中のバリケンを探しますが
何処にもいません。

血の気が引いていきます。

やられた?



すぐにこちらに目がいきました。

高さは1800以上

今までテスが登るや飛ぶ仕草を見せた事はありません。
ですがじっとうずくまり
目だけでこちらのフェンス方向を探り見ていた事が
頭によぎりました。

このフェンスを飛び超えると
下には敷地のランが広がり全て1800の高さで
犬たちが出られ無いように囲ってあります。

すぐに下へ降りて敷地内を探しました。

いません。

落ちてすぐに周りの柵を飛んだのか?

まさか。

普通は皆一通り一周回り出口を探して
無いとわかった時に
では登れるか?
と言う動きをします。

こんな事ってあるのか。

敷地外の崖、デッキの下、
全て探すもテスはいません。

島田さんにボランティアさんに電話して、

セントハウンドさんも来るし野菜もやる。

中止にできないので
申し訳無い、全てボランティアさんに話して
犬を取りに来てもらって

とりあえず譲渡会には行かないで探そうと
言う事にし

保護主さまに電話している時に

部屋の中から島田さんの叫び声が。

いた〜〜〜!!!

え?

え?



テスは私が目を離した20秒の間に
この隙間に入り込み気配を消したのです。

まさしくついこないだ書いた
灯台下暗し。





電話中の保護主さまに
いた、いた、いました!

本当にお騒がせしてすいませんと

一先ず切り

その時点で11時半過ぎです。

ボランティアさんたちに犬たちを取りに来て頂き

先に行って頂き島田さんはすぐに用意して譲渡会へ
向かいました。

間違いなく私は油断していました。
まず、来たばかりの野犬の鎖を取り
デッキへフリーで出すなんて事は
その子の動きを理解でき安全が確信を持てるまでは
普段はしない事でした。

保護主さま、ボランティアの皆様
本当にお騒がせすいませんでした。

気を引き締めて気をつけます。

本当によかった。

 

犬が手元から不明になるとてつもなくどうしようもできない不安感。

犬が手元にいるこの上ない安堵感。

 

同時に二つを感じた朝でした。

反省します。