GWの前半に、三重県の御在所山を登りました。

息子夫婦と私たち。

登山超初心者の5名です。



1回目の御在所山は昨年の11月中旬でした。

お天気は曇り☁️で寒い日でしたが、

まっ、大丈夫でしょう!




ところが、


下から頂上を見上げた時、


「あれ?

白いよ!アレ雪よね???」



下山されて来た方に伺ったら、


「朝、雪が降りだしてヤバかったけど、もう大丈夫です!」



超初心者5名は、

「良かった。良かった。」




だけど、

全く良くなかった。。。




だいたい、

この1回目の御在所山は

登山コースを間違えて中級コースを行ってしまったのでした。





宝石紫



名古屋から「御在所ロープウェイ」まで行く高速バスがあるのも知らなくて、




電車で湯の山温泉駅へ、




バスに乗り換え、20分ぐらい。


こちらが、

「御在所ロープウェイ」


とてもコンパクトに纏まっている

「モンベル」もあります。




頂上まで上がるロープエイには



乗りません。。。

乗れません。。。



(私は1人ロープウェイに乗って、頂上のレストランでスマホの写真整理でもしながら、登ってくる皆を待っときたかった。)




宝石紫



暫く、国道を歩いて、

こちら「中登山道口」から

いよいよ登ります。



(スタンプの下の皆の顔、笑顔です。
私も、まだ、一応笑っています。)




宝石紫宝石紫



こちらみたいな写真の頃、
(やっぱり登るんじゃなかった。
今度は絶対断ろう。。。)
後悔しながらも、まだ大丈夫。





岩とロープと鎖と、
丈夫そうな枝を探して手で掴み、
足を掛けるとこを探しながら、

登ります。















6合目にはカッコ良く「キレット」
って名前が付いてますが。

まだ、6合?

6合辺りから雪が多くなって
きました。

(降ってはないけど、残雪が。。。)


登るのも、苦しくなってきます。


そりゃもう、
心臓が痛い。
(私は登りは胸が痛くなります。)
足は大丈夫だけど、
胸が心臓が、痛すぎる。


やっぱり次男は若いです。
常に元気で駆け上がったりしますから。。。

ノロノロ進む私を、
上の方で雪だるま⛄擬きを作って待っています。









なぜか、
8合目と9合目の標高標識の写真が見当たらないのですが、
(撮ったのどうか覚えてない。余裕がなかった。)



宝石紫宝石紫宝石紫


もう、とても厳しかったんです。


登ってるから身体は寒くないけど、
顔と手が冷たくて痛いし。


掴む鎖やロープや岩が凍って滑って、
怖くて必死でした。




そして、



最最最難難難関ヵ所!

たった、数メートルの1ヶ所なのですが。
足、踏み外したら真っ逆さまに転落して死ぬかもしれない。
所が、あったんです。


崖です。


足の幅ぐらいしかない凍って滑る岩(足置き場)に足を掛けて、僅かに掴める凍ってる岩に手を掛けて進むんです。
まるでロッククライミング。



私は、
「絶対無理。」
「絶対ダメ。」
「絶対できない。」


長男が
「大丈夫。」
「出来るよ。」
「やるしかない。」



凍ってなかったら、
なんとかなるかもしれないけど、
岩が凍ってて滑るんだから、
踏み外して、掴み損ねて、転落。
マジで死ぬかも。


1メートル以上先から長男が手を伸ばして来る。


「ママを掴んじゃダメよ!
○○○○も一緒に落ちて死んでしまう!」


私を待つ長男信じて、



本気で本当に一か八か。


決行!



死なずにすみました。


(まるで、映画だわ。。。)


恐怖と興奮と安堵と、どこか冷静でした。



(超初心者5名は全員思ったって!
踏み外して転落したら、ヘリコプターが来るのかなあ。ここスマホ通じるのかな?)














4時間登りました。

あまりの寒さに
お箸持つ手はずっと震えながら、
嫁Yちゃんが作ってくれたお弁当を頂きました。



山頂からロープウェイで15分。



降りました。


去年11月の初めての御在所岳でした。
GWの御在所岳も一緒に記事にするつもりでしたが又にします。




ありがとうございました。