最近気がついた事があります。
思い起こせば一年ほど前からになりますが、パンを殆ど食べていません。
別に嫌いになった訳ではないのですが、積極的に手を出す事が無くなりました。
以前は、軽く何か口にするときには、サンドイッチを手にする事が殆どでしたが、この所は必ずの様におにぎりを選んでいます。
パンは出されれば口にしますが、自分からは口にしません。
しかし洋食を食べるときだけは、セットの中身でパンかライスかの場合には大体パンを選びます。(フランスパン系のモノ、ロールパンや食パン系の場合はライスにする事がある)
長年の習慣なのか、パンと共に食事を行い、最後にお皿のソースやスープの残りをパンで拭って食べます。
おそらく、このラストの一口が食べたくてパンを選んでいるのではないか?と思います。
ひょっとしたら無意識に流行りの「グルテンフリー」を行っているのでしょうか?
そう言えばパンほどではありませんが、以前はよく口にしていたパスタ、うどん、ラーメン等の小麦粉製品を口にする事がめっきり減りました。
もちろん一切口にしないわけでは無く、殆ど口にしなくなった感じです。
最近では、麺類なら圧倒的に蕎麦(時々ラーメン。うどんやパスタはこの数年食べていない)になります。
とは言え私自身は、グルテンフリーの考え方に懐疑的です。
小麦アレルギーや不耐性のある方は、これは当然だと思いますが、そうでは無い人が何故小麦を否定するのか?意味が無いと思います。
小麦は世界的かつ大昔から主食として用いられてきているし、日本人は米食の民族ですが、関東圏から西の方ではうどんやお好み焼きなどの「粉モノ文化」がありますので、基本的に日本人の体に合わない事は無いと思います。
何よりもネット記事やSNSに多い「~は体に悪い」から始まり、「~は毒だ」となり、「徹底的に排除すべき」というような極論が語られている事が気にいりません。
物事には何でも「許容量」がありますので、明らかな猛毒でも無い限り一口でも口にしたら・・・という理屈は成り立ちません。
大体そういう話には科学的エビデンス(最近の言葉ですね、証拠や証明で良いじゃん)がありませんで、本来なら「一日に○ミリグラム以上摂取すると~となるので・・・」というような科学的治験データが提示されなければなりません。
最近下火になっているようですが、トランス脂肪酸のマーガリン極悪説が代表的ですが、アメリカの摂取量と日本の摂取量が幾倍も違いますので、マーガリンのみならず、アメリカで良くないと言われている数々の物質は、日本での使用量ならさほど問題が無い事が多いですね。
それを一口でも口にしたら・・・と言う輩は、「バカじゃねぇの」と思いますし、合わせて「下らない噂を振りまいて、世の中を混乱させて、ふざけんじゃねぇ!」と思います。
そしてそれを鵜呑みにして、まことしやかに「~だから~はダメ」と言い張る、頭の弱いと思われるノータリン庶民達にも腹が立ちます。
激おこぷんぷん丸になりそうです。
まぁそれにしても、ある日いきなり食べなくなるとは、好みの変化って面白いものだと思いました。