少し前に、所用で息子の住む大原へ赴きました。
目的は、何時もの酒屋さんで新しいお酒を発掘する事です。
朝の9時過ぎ現着で、開店早々のお店に入ります。
お店にお客さんは私一人だけです。
そこで遠慮無く店主に、「ウイスキーを探している。」と話しかけます。
「最近飲んだ中でイチローズモルトが一番良かった。同系列で何か良い物は無いか?」という質問に、店主はお店の棚を行き巡ります。
そしてとある一つのウイスキーにたどり着き「これなんか良いと思いますよ。」と勧めて来ました。
モノは「十年明」と漢字で書かれていて、英語で「ノワール」と小さく書いてあります。和洋折衷のオシャレなラベルです。
「北陸の小さな醸造所で作られています。」と続けます。
「じゃあこれにしようか。」とその瓶を手に、レジ近くの棚から子供のお土産に北斗の拳の焼酎を加えて会計をしました。
このウイスキーの値段は3800円程でした。
帰宅途中でスーパーにより、タコとローストビーフをおつまみに購入し、夜を待ちます。
夕食を済ませ、風呂へ入り、イソイソとウイスキーの栓の封印を開けて、何時もの錫製のカップ(長男から頂いた還暦祝い、錫製の容器は食べ物の味を損なわないので昔は貴族などが用いていた)へウイスキーを注ぎ、タコとローストビーフを並べ試飲を開始。
まずはストレートで口にします。
イチローと同じ様に、始めにスモーク臭が広がり、次に舌の上に甘さを感じます。
アルコール度が高いせいか、始めから終わりまでアルコール特有の舌へ刺すような刺激を感じます。
次に少し飲みやすくするために、1:2程で水割りにしてみました。
実はウイスキーは2~3倍ほどに水で薄めた方が香りが立ち、美味しく感じるモノです。
再び口に含みますと、イチローほどではありませんが、殆ど近い感じのスモーク臭や甘みが口中に広がりました。
実に飲みやすく、中々イケます。
値段がイチローの1/3程である事を考えますと、コストパフォーマンス的に十分美味しいウイスキーであると思いました。
イチローズモルトに出会ってから、お酒を趣味にする事が促進されてきているようで、気をつけねば・・・
ちなみに私は飲んべではないので、毎日ガブガブ飲むような習慣はありません。
週に1~2度、気が向いたときに水割り1~2杯を口にします。
実はもう一本購入したお酒がありまして、これは大好きな日本酒である白玉香(木戸泉という大原の小さな酒蔵)のメーカーから出ている、15年古酒です。
日本酒で15年寝かしているなんて、なかなかありませんので、冬場になってから堪能してみたいと思っています。
この酒屋、年に数回ほどしか訪れませんが、行く度に新しい発見と驚きを経験します。