親の責任 | ケセラセラとテイクイットイージー

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以前はヤフーブログで長い事記事更新を行っていました。
ほとんど準備をせずにいきなり引っ越しをいたしましたので、徐々に体裁を整えていく予定です。

子供をお持ちの方々、自分の子供が犯罪を犯したらどの様にされますか?

 

とあるコメントの動画で、スシロー事件で色々と辛辣な意見を述べた方の所へ、「これが自分の子供だったらどうするんだ?」という批判が来たそうで、彼はその答えを動画で公表していました。

曰く「子供を警察に突き出し、刑務所(年齢によって少年院でしょうね)に行かせる」とハッキリと答えていました。

そして「自分の子供が悪い事をしたせいで、世間から色々と言われると思うが、間違った子育てをした自分の責任だから、それらの批判は甘んじて受ける。」とも言っていました。

すこぶる正しい答えだと思います。

全ての言動には責任が伴いますので、悪い事程自分が矢面に立って受けるべきです。

子を持つ親として、実に潔いと思いました。

 

これは私の体験談です。

今から20年程前でしょうか、会社に居た私のケータイに次男(当時中学生)から電話がかかってきました。

「お父さんごめんなさい」から始まり、「今から○○(今は無くなった大型スーパー)に来て欲しい」という言葉を言います。

取るものも取りあえず急いで行きますと、お店の奥の事務所へ導かれます。

そこには私の子供と他2~3名ほどの子供の友達が居て、それぞれの親、警察官、万引きGメンのオバサン、そして店長さん、机の上に子供達が万引きした文房具が数点置いてありました。

内容は言わずもがなで、別に貧しい家庭ではなかったのですから、面白がってスリルを味わう為に(見つかるか見つからないか、というドキドキが堪らない)万引きを楽しんでいたようです。(実は自分も経験がありますので、よく分かります)

一通り店長さんや万引きGメンのオバサンからお話しを伺い、私は「これは身をもって良い事悪い事を教えなくてはいけないな」と思いましたので、「このバカヤロー」と息子に襲いかかり、滅多打ち(素手で張り飛ばし、身をかがめた息子の背に容赦なくエルボーを落としまくります)にしました。

慌てた警察官が「お父さん止めて下さい」と制止に入ります。

一緒に居た誰かのお母さんも「私も出来ればオマエを殴りたい」とさめざめと泣いていました。

私は「コイツに罪を償わせるために、少年院にぶちぶち込んで下さい」と警察官に懇願しました。

警察官は「初めてですし、本人も反省しているようなので、そこまでの事は出来ません。」

「遠慮は要らないから、さっさとぶち込んで下さい」とさらに懇願するも、その様にはなりませんでした。

まぁそう簡単に鑑別所送りになるとは思って居ませんでしたので、これはあえて子供を脅すために(安易な気持ちで行ったのかもしれないが、相当大きな罪を犯したのだと分からせる)パフォーマンスとして行いました。

子供を連れて帰宅後、「明日、一緒に謝りに行くぞ」と宣言し、普段の文章書きはパソコンでワープロですが、自筆でお詫びの文章(内容は、お詫びと今後同じ事が起きないように、子供をしっかりと教育します、というような文面)を書き上げ、○○店店長様と宛名を記して、翌日に会社を休んで、背広にネクタイで子供を連れてお店に伺いました。

残念ながら店長は不在で、副店長が相手をしてくれました。

子供と共に深々と頭を下げ、謝罪を申し上げて、手紙を託して家路に向かいました。

 

子供が悪さをしたら、親が前面に出て子供と共に謝罪を行う事が親の責任だと私は思っています。

先のコメンテーターの方も同じ感覚をお持ちのようですね。

 

私が20代後半の頃です。(40年くらい前の事ですね)

私が普段使用していた原付バイクが盗まれました。

4名程の中学生の犯行だったようで、警察から連絡が来て、早速3名のお母さんが訊ねてきました。

謝罪を行いましたが、「肝心の子供は?」と聞くと、それぞれに「部活があるから」とか「本人が行きたくないと言っているから」「具合が悪いと言っているので」という返事です。

私は「悪い事をしたら、チャンと謝ることを教えるのが親の務めじゃないですか?」と申し上げたところ、「お説ごもっとも」と言いますので、「では何時お子さんを連れて来られるのですか?」という問いかけに返事はありませんでした。

私は心密かに「こんな親の元でろくな子供は育たないな」と思いました。

最後の一人は2~3日後に夫婦揃って子供連れでお見えになりました。

子供は如何にも不良というような容姿です。

背広を着こなしたお父さんが丁寧な謝罪を行い、「実は事情があって、親子別々で暮らしているのです。そのような訳で直ぐにお伺いできなくて申し訳ありません。」と言います。何か深い家庭の事情がお有りのようですが、それを言い訳にはしませんでした。子供にしっかりと謝らせて、「必要な弁済は全て必ず行いますので、遠慮無く申しつけて下さい。」と言います。

実に立派な親御さんだと感じ入りました。

この子は、今は不良かもしれないが、いずれ大人になり自分の子供を持つような時に、自分の親を模するのだろうな、と思いました。