一月ほど前でしょうか、出先でお昼になり、お昼をマクドナルドで食べようと思い、通りすがりのマクドナルドへ入りました。
レジで注文をして会計をしている時に、ふと厨房を見ますとフライドポテトのフライヤーの前で男性がポテトを作っていました。
彼の身長が異様に低く、小学校低学年の子供位しかありません。
何らかの理由で低身長に育ってしまった障碍者か、あるいは小人症の人か?と思いました。
彼は一生懸命働いていましたが、いかんせん身長が低すぎるので、ポテトを揚げる事は何とか出来ますが、フライヤーの上にある道具を取るのに、幾度もピョンピョンとジャンプをしていますが、なかなか手が届きません。数度のジャンプの後にやっと手が道具の端に届き、少しずつずらして何とか目的の道具を手にする事が出来ました。
今の日本では、ある程度の規模以上の会社には障害者雇用(確か従業員の5%以上)義務づけられていますので、そういう枠での雇用なのかな?と思いましたが、仕事場の状況が彼に合っていない事を感じました。
彼のために、場所場所に踏み台を用意するとか、高い所のモノを取るときには近くの人がサポートする、というような仕組みが必要だと思うのですが、そういう配慮というか用意が為されていないのでしょうね。
お店としては、とりあえず決まりに従って雇ってやってるんだ、という思いなのでしょうか・・・
実際に障害者雇用を行っている会社を幾つか知っていますが、押し並べてその評価は「助かっている」「役に立つ」というものでは無く「止む無く雇っているが、使えない」とか「使いようが無い」や「かえって面倒な事が増えた」という話が多いですね。
肢体が不自由だが頭は人並み以上なので、専用の仕組みを設けてもそのコスト以上の働きをしてくれる人、というのは数えるほどしか居ないでしょうね。
多くの企業は障碍者の取扱に苦慮されていると思います。
とある会社では、パソコンが一台与えられて「何もしなくて良い、場合によってはゲームをして遊んでいても良い」と言われた、という話もあります。
企業は基本的に利益を追求するのが目的ですから、生産性の低い人をどのように取り扱うかは、大きな問題になると思います。
今は国の施策で無理矢理押しつける形ですから、そのような事になるのはしょうが無いと言えばしょうが無いのかもしれません。
まずは障碍者専用の職業訓練を行う施設を充実し、そこから各企業へ送り出す、というスタイルが良いのでは?と思いました。
当然今まで居なかった人を雇うに当たって、社内の段差を無くすとか手すりを設ける、専用エレベーターを設置する、専用トイレを用意する、というようなハード面での今まで必要が無かった新しい投資が必要になりますから、そこは補助金で十分に賄う必要があります。
十分なサポート無しで、ただ「決まりだから障碍者を雇え」と言われて、それを契機としてボーダーレスに本気で取り組む会社はないとは言いませんが、希有な存在だと思います。
今後○○レスというスタイルが色々と広まっていきますが、時代に乗って社会全体で(国も、企業も、個人も)本気で取り組む必要がある、と感じました。
ちなみに我が社では、現場作業員で女性の雇用を真剣に検討しています。