池さん、先取りしちゃいました | ケセラセラとテイクイットイージー

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以前はヤフーブログで長い事記事更新を行っていました。
ほとんど準備をせずにいきなり引っ越しをいたしましたので、徐々に体裁を整えていく予定です。

<予知夢の正体>

とある脳科学者のお話です。

我々の脳は通常活動しているのが約10%で残りの90パーセントは眠っている状態である。
ではその眠っている90パーセントは全く何もしていないのか?というとそうでは無い。
この領域ではひたすら記憶する事が行われている。
これは母親の胎内で命が芽生えた時から、五感で感じた全ての情報・感覚を記憶し続けているのである。
その中から、必要と思われる重要なもの、意識して覚えようとしたものが10%領域に記憶として振り分けられ、残りの情報は90%領域にストックされていく。

・虫のしらせ?
10年間音沙汰の無いおばあちゃんの夢を見たら翌日訃報のお知らせが来た。
この様な場合、自分自身で意識している部分では確かにこの10年間のおばあちゃんについての新情報はないでしょう。
しかしあなたがテレビのバラエティ番組に熱中している時、隣室で次の様な会話が行われていたかも知れません。
「最近お袋にあってないなあ」「そうね、そういえば○○さんが具合が悪くて時々寝込んでいる、と言っていたから少し心配ね」
この場合、あなたの10%領域にはおばあちゃんに関する情報は一切記憶されていません。しかし無意識の90%領域には何となく漏れ聞こえてくるこの会話が記憶されているのです。
夢を見ている時は、脳内の全ての情報がアットランダムに出入りしてつなぎ合わされて一つの映像として現れてきます。
その時に普段使われていない90%領域の記憶も出てくるのです。

そして私たちの脳の性能はスーパーコンピューター以上の情報の解析・演算能力があります。
従って次の様な事も起こりえます。
時々連絡のある親戚や友人・知人、一見不規則に連絡が来ている様でも実は季節要因や体調・精神状態などを加味した不規則性の規則内で一定の法則に従って連絡が行われています。
それらの計算は90%領域で普段意識していない時に行われています。
そして「ぼちぼち来るんじゃない?」という答えだけが90%領域から10%領域へと発信されます。
そして、案の定電話が来たり手紙が来たりしてビックリする、という事になります。

・予言?
前述のように私たちの脳内の90%領域には信じられない程の情報が眠っています。
それは一度しか見聞きしていない、なおかつ理解不能な専門的な知識も入っています。
そして、全然勉強していない、オレはバカだ、という人でも、この90%領域内ではノーベル賞クラスの思考が密かに行われているのです。
従って多方向から入ってくるあらゆる情報を整理・分析し、組み立て上げて行く中で、将来の予測が無意識の90%領域内で行われています。
通常はその見解は表に現れる事無く埋もれてしまうのですが、時として夢の中でひょっこりと顔を出す事があります。



一般的な傾向として物事を考える事の好きな人(すなわち脳の活動が活発な人)ほどこの無意識領域から意識領域への情報移動が行われ易いようです。
何となく心当たりありませんか?


この夢を見る、という状態を強制的に導き出すのがある種の薬物であり、昔のシャーマンはこの手法を使って様々な占いを行っていました。


スッキリ致しましたか?