こんばんはm(__)m
神在祭中の出雲に行ってから、やはり環境も人も変化がえげつなく訪れてしまい…
仕事の忙しさも相まって、家に帰ると食事だけ作り、そのまま倒れて朝…が続いています(涙)
気軽(ではないけど)にお願いするところではなかったーっと、いまさら反省しきりです。
数年後には、職も立場も変わるかも…😱
先生に、全て仕組まれているなぁと言われた私
もう容赦なく頑張るしかないです(ToT)
********************
神在祭の出雲の旅。
11月10日。早朝愛知県を出発し、お世話になっています京都のブロガーピンクさんをお迎えして、大神山神社を参拝しました。
その後、翌日11月11日の縁結祭に参列する為に、予約した美保神社側の美保館に向かいます。
島根県の出雲からは地図で見るとかなり離れているように感じますが、一時間ほどで行ける距離です。
出雲周辺のホテルを探していたのに、どうしても何故か美保神社が気になり予約しました。
その道中、夫婦岩を見つけて
「あの祠はどなたが祀られているのかなぁ」と
ピンクさんと写真を撮りまくりました。
向かいの岩が男性。
こちらは女性を表しているんですねー
このような岩にも神様を感じて、有り難く思い大切に祀り、幸せや安全を願う日本人の感性が大好きで嬉しいです。
ずっと見ていたい見事な穴~☺️
夕方16時に美保館に到着ヽ(*´▽)ノ♪
手早く手続きをして、荷物を置き…とにかく気が変わる17時前に!と、急いで美保神社へ挨拶に訪れました。歩いて一分ほどにありました。
まだまだ参拝の方がたくさん見えます。
ここが青紫垣神事で有名な美保神社✨
青柴垣神事は、美保崎におられる事代主神が、父神である大国主神から国譲りの相談を受け、譲ることを進言した後、海に身を隠したという様を儀礼化し、神霊を一年に一度新たにする祭です。
御祭神
三穂津姫命様( 高皇産霊命の御姫神 )
事代主様( 大国主神の第一の御子神 )
薄暗いけど、穏やかな雰囲気に心が落ち着きます。港の側にあるのに、意外に磯の香りがしなくて驚きました。
ん?上に榊と幣がある!珍しいですね~
このように降ろして整えているのですね。
2セットあるのは、御祭神がお二人だから?
堂々とした佇まいに、見惚れてしまいます✨
船庫を模した独特な造りで壁がなく、梁がむき出しの上、天井がないのが特徴です。この構造に加え周囲が山に囲まれている為、優れた音響効果をもたらしています。
拍手がとても響き、美しく聴こえます。
日本の文献上、手を打つという記述が初めて登場するのは、『古事記』の「国譲り神話」です。ここに天孫降臨に際し、出雲国を譲るように言われた大国主神(おおくにぬしのかみ)は、御子神の事代主神にその返答を委ねます。事代主神は「畏(かしこ)し、この国は天つ神に奉り給え」と直ちに了承し、「天逆手(あめのむかえで)」を拍ったとあります。
これが、現在の手打ち・手締めの起源であり、拍手を打って約束を交わすという意味で、商談がまとまった際や建設現場での竣工式などで用いられる一本締めや三本締めもこれにあたります。
これが、現在の手打ち・手締めの起源であり、拍手を打って約束を交わすという意味で、商談がまとまった際や建設現場での竣工式などで用いられる一本締めや三本締めもこれにあたります。
ご本殿正面、向かって右側の「左殿(大御前、おおごぜん)」に三穂津姫命、向かって左側の「右殿(二御前、にのごぜん)」に事代主神をお祀りしています。大社造の二殿の間を「装束の間」でつないだ特殊な形式で、美保造または比翼大社造とよばれています。
現在の本殿は文化10年(1813)に再建され、国指定の重要文化財です。
現在の本殿は文化10年(1813)に再建され、国指定の重要文化財です。
若宮社(わかみやしゃ)
天日方奇日方命(アメヒガタクシヒガタノミコト)『事代主神の御子神』
今宮社(いまみやしゃ)
太田政清霊(オオタマサキヨノミタマ)
秘社(ひしゃ)
神号不詳
今宮社(いまみやしゃ)
太田政清霊(オオタマサキヨノミタマ)
秘社(ひしゃ)
神号不詳
裏手にある社ほど重要で力が凄いような気がします。だって秘社だなんて…アヤシイ🧐
すでに夕方5時を回っています。
頭上のトンビが何故か港まで集団でついてきます。一匹欲しいな。墜ちてこないかなぁ✨
境内にはたくさんの見所があり、ピンクさんと巡った後、御朱印を頂きお礼をして帰りました。がっ
実は…お察しの通り?またやらかしました。
私達、お昼ご飯を食べていません。
大神山神社で食事すれば良かったのに、まだいい所があるはず!と探しているうちに美保神社についてしまったのです…
気の毒なピンクさん(涙)ごめんなさい😭
その上、素泊まり予約で夕食もなく、近所のお店も5時で閉まっちゃったという…
可哀想なピンクさん(号泣)申し訳ないです😭
かなり離れた対岸の港町を車でさ迷い、鬼太郎と妖怪に見られながら、必死で夕食にありつきました。普段食べることに無頓着だから、お気遣い出来ませんでした(涙)大大大反省です…
美保館に再び着いたのは、19時。真っ暗。
大正時代の建物が 美しいです(重要文化財)
建物の間にある細い通路を覗くと、なにやらワクワクする空間が続いていて、「行こう🎵」と迷わず二人で突入!!
ピンクさんと二人、うっとりして歩いていると
賑やかな人の声が聞こえてきて、前から突然、老若男女の集団が現れました(゜ロ゜;ノ)ノ
提灯片手に日の丸の旗をパタパタしながら楽しそうに歩く人、鼻歌を唄い、囁くような笑い声、肩組んだり、親子で手を繋いだり…
仄かな灯りに浮かんだ暗い路地を練り歩く50人以上の人々は、まるでキツネの嫁入りのような幻を視ているような雰囲気でした。
「お祭りをされているのですか?」
とお聞きすると、
「みんなで集落を巡り歩いて、
神社で"お祝い"するんだよ」
「一緒に行くといいよ」
丁度、美保の集落の方々が『お祝い』をするために集まった所に私達は居合わせたのでした。
ワクワクしながら、私達もついて歩かせて頂き集落を巡った後、暗闇に仄かに浮かびあがる
美保神社に導かれるように入っていきました。
御本殿の前に皆さんが綺麗に整列され、固唾を飲んで御神事が始まるのを待っています。
私達は、そっと列の後ろに下がりドキドキしながら事の成り行きを見守りました。
これは現実?
神主さんが祓詞を奏上し、皆の修祓を行い…
祝詞が読み上げられます。
そして…
「今上天皇陛下の御代と新しい時代を祝い…」
万歳!!万歳!!万歳!!
…そうだ…
今日は日中、天皇陛下と雅子皇后様のパレードが行われた日です。
遠く離れたこの美保の地の人々が、新しい時代の訪れを心からお祝いしていたのです。
「これが本来の日本人の姿だよね」
とピンクさんが呟き、私も大きくうなづき…
胸が熱くなって涙がこぼれました。
そして私も、
新しい時代を迎えた日本の平和と幸せと、
この美保の集落が、いつまでも幸せに満ちた平和な地でありますように
お互いを支え合うぬくもりに満ちた人々の絆がいつまでも続きますように
心から願いました。
奉祝の儀が終わると、神主さんの挨拶と共に
「お神酒を頂いて下さい」との言葉が聞こえ、
なんと、後ろで控えていた私達が先頭になってしまい、大変恐縮しました。
本当に有り難い…
美保の皆様、美保の神様!ご参列させて頂き本当にありがとうございました!!
美保館に帰り、選らばせて頂いた素敵な浴衣を着させて頂き…
テレビで陛下と雅子様の笑顔と人々のお祝いの行列を見て…
布団に入りそっと目を閉じました…
…だ〰️っ!眠れなーいΣ(T▽T;)
今回といい、5月1日霧島神宮で偶然夜中に令和の奉祝の儀に参加させて頂いた事といい…
偶然って凄くドキドキするし、興奮しちゃうよ
神様!!私、日本人で良かったーって毎日(でもないけど)感謝してますからー(。>д<)
本当ですよーっ
と、ぐるぐる下らないことを考えていたら、
いつの間にか寝落ちしましたm(__)m
明日はいよいよ出雲大社です。
何かが待って(やらかして)いそうな予感がして…
見事に的中したのでした。
お読みくださり、ありがとうございました!