出張坊主・西川舜優です。 -11ページ目

出張坊主・西川舜優です。

真宗高田派 義明寺 衆徒 
株式会社 舜 代表取締役

家にポテトチップスが一カ月程お菓子の棚に鎮座しているのですが、いつ食べてやろうかとずっと狙っているのですがいつも「よし、たべてやろう。」と決心が固まるのが22時すぎで、さすがにやめとこうか。と手を引っ込めてを繰り返しております。

なんで高カロリーなものは深夜に食べたくなるんだろうな。

 

というわけで「お葬式のはなし」

 

年末年始はお葬式が多いもので、本日も縁ある方の通夜に参列して参りました。通夜は本当にいいものです。もちろん故人の方の亡くなり方が一番重要なところですが、老衰による死の場合は和やかな空気感があります。

喪主の家族は涙を流して、待合室では親戚のおじさんや近所のかたが久しぶりと顔を合わせて話をする。焼香の時は礼儀正しく遺族に頭を下げそれぞれの役割を勤める。実に日本人のいい習わしだな。としみじみ思います。

仏教の故郷インドでは通夜という文化はありません。インドでは仏教が開眼するずっと以前から輪廻転生という考え方が根付いておりますので、家族が死んだら悲しいですが必ず次の生が始まるのですからいつまでも供養したりもしません。

葬式というのはガンジス河のほとりで次々と遺体が運ばれてきて燃やされてガンジス川にながされます。ちなみにこの遺体を燃やしているところを写真に収めようとしようものならめちゃめちゃ怒られます。

毎日遺体が燃やされ、そして上流からは妊婦や子供の遺体が布にくるまれて流れてきます。娑婆で使った肉体は娑婆に還す。というのがインドの考えです。

葬儀というのは仏教が中国に渡り、儒教と合わさり今の葬儀の形になりました。そして日本にその文化がやってきます。

「葬式仏教」この言葉を堕落した僧侶を揶揄する言葉としてぶつける方がたまにいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。10世紀ころに中国から入ってきた葬儀の文化は天皇家や貴族だけのものでした。

庶民はどうしていたかというと、遺体を時には道で火葬し、時には河に流し、時には鳥に食べさせていた。つまりインドと同じように自然に還すスタイルでした。

人々は思います。金や権力、地位、家柄がないと葬儀をあげてもらえない。私の大切な人の命はまた輪廻の輪の中に迷うのか、地獄に堕ちるだけなのか。

そうして興ったのが鎌倉仏教です。法然上人、親鸞聖人、日蓮上人、道元禅師と呼ばれる方々です。特に浄土宗は声高に庶民に説きました。人が往生するのに大切なことは、権力や地位、家柄ではない。ましてや男や女といった性でもない。

大切なのは「南無阿弥陀仏」だと説きまして、庶民の葬儀を受けていきました。こうして庶民に葬儀の門が開かれていったんです。

「葬式仏教」それは私たちの祖先が渇望し、叶えた未来です。

通夜に親戚、近所の方がきて顔を合わせる。焼香の時は慇懃と頭を下げる。そして葬式を迎える。

あなたの葬儀に悲しみで沈む人が少なくなるように自分の命を大切にまっとうしなくてはいけない。神田沙也加さんに手を合わせることしかできません。

南無阿弥陀仏

0120-176-152

法要から納骨まで

 

 

大寒波がやってきました。寒いです。寒いですね。最近のさつまいもブームでスーパーの焼き芋はだいたい売り切れです。

まだ10代だったころ焼き芋屋でアルバイトしたことがある。あの軽トラックの荷台で焼き芋ができるスピーカーから流れるチャルメラが50年くらい変わらないあれです。

友達からの紹介で車と地図を渡されルートを回りながら焼き芋を売りました。バイト代の仕組みが実にユニークだった。朝、みるからに堅気ではない風体の人が芋を売りに来ます。やたら細い芋なんですが一本200円で買います。スーパーで買った方が大きくて安いです。

そしてその芋を焼き芋製造マシーンにいれて一本500円で売ります。売れた分がアルバイト代になります。売れなかったらどうなるかって?アルバイト代がもらえないというブラックぶりでした。まぁ面白かったんで一カ月くらいやりました。

朝にさつまいもを売りに来る堅気ではないおっさんのセンスがおもしろくて、「やきいも」って書かれたのれんをもってきては、

「おい、この「も」の字のハネが素晴らしいとおもわねーか。」

「そうですね。「や」の曲がりもいいですね。」

「こりゃ商売繁盛だな。」「ですね(笑)」

こんな頭の悪すぎる会話をしていたのを思い出します。焼き芋屋の車は回れるルートが決まっていて地図に書かれた枠からはみだすとすぐに電話がかかってきました。

最後はなんだかバカバカしくなってきて友達と焼き芋屋の車で名古屋高速に乗りまして「いーしやーきいーもーー。」というチャルメラを流しながら高速走ったら首になりました。

堅気ではないおっさんが「おめーらなにやってんだ。聞いてんのか?」

とめちゃめちゃ怒られて「本当にごめんなさい。」とすごく謝ったのもおぼえています。そのおっさんとはその後何度か飲みに連れて行ってもらいましたが、いつのまにか連絡がなくなりました。

 

というわけで今日は「天界のはなし」

 

昨日のブログでも書きましたが今「男はつらいよ。」を暇さえあれば見ている。一話が90分程で全49話もある。現在6話までみました。小さいころに親父と母親が観ていてなにがおもしろいか全くわからなかったのですが、今観ると面白い。爆笑につぐ爆笑である。

寅さんの話は毎回同じで、寅さんがふらっと故郷に帰ってきて、妹夫婦とおじさん、おばさんを巻き込んでひと騒動起こして迷惑かけまくってマドンナが現れて恋をしてふられてまた旅にでる。という同じストーリー展開を毎回やっている。

「男はつらいよ」をみていると女優さんが息をのむほどに綺麗なことに驚きます。マドンナは大体ミニスカートなんですがファッションセンスも着こなしも素晴らしい。倍賞千恵子さんなんてもうまつ毛くりんくりんでフランス人形みたいです。

そして寅さんは、今の言葉でいうとサイコパスです。妹がお世話になっているおじさん、おばさんを、じじいばばあ呼ばわりしてすぐに手をあげる。近所の工場で汗水ながして働いている工員のところに行って

「やぁ中小企業の薄汚れた空気を吸っている皆さまお疲れ様」

自分は働いてもいないのにバカにしにいってケンカをする。しかし愛されている寅さんの魅力に僕も毎度次回作を観てしまうのだ。

さてそこにでてくる仏教の言葉を紹介したい。

「帝釈天」だ。帝釈天の産湯をつかい。と最初の口上でもでてきます。帝釈天は仏教を護る守護天です。

天界は大きく分けて3つの階層にわかれていまして、その一つの階層にさらに天界がひろがっているイメージをもってください。天界は全部で27あります。

皆さんに馴染み深い天界に「有頂天」という天界があります。文字とうり天上界の一番上の天界です。絶頂です。しかし「往生要集」という書物を書かれた「源信僧都(げんじんそうず)」はこういいます。

「悲想も阿鼻をば免れず」悲想とは有頂天のことです。阿鼻とは地獄の一番底の底。阿鼻地獄のことです。有頂天にうまれたとしても阿鼻地獄に堕ちることもあるということ。思えば西川舜優も人生の春だ。という時期から転落を繰り返したかわかりません。

有頂天の人間は調子に乗るので周りの方が次々と離れていって地獄に堕ちる様を私たちは何度もみてきました。あの「有頂天」は天界の名前です。

この天界の下から二番目に三十三天というのがありましてここを取り仕切っている神様が帝釈天様なのです。寅さんの帝釈天の産湯は葛飾の帝釈天を祀っている柴又帝釈天、正式名称は経栄山題経寺の手を洗う水のことです

帝釈天は阿修羅とのエピソードが非常に人間味あふれていておもしろいです。帝釈天と阿修羅は非常に因縁が深く、ある日、村の人たちが使う道に大蛇を置いて困らせる遊びをしていた阿修羅神。怒った帝釈天が阿修羅を懲らしめる。

地獄に奪衣婆(だつえば)という婆さんがいてその娘にいいよった阿修羅神。奪衣婆はこわくなって帝釈天に相談して帝釈天が阿修羅を懲らしめる。

そんな帝釈天がタイプの女性をみつけた。強引に言い寄って妻にします。するとその娘の父親が阿修羅神で怒った阿修羅はその怒りで神の位を剥奪され修羅道の管理人に堕とされます。

どっちもどっちのエピソードですがどちらも憎めないです。ですけれどもこの喧嘩に巻き込まれた方はたまったものではない。寅さんもそうだ。巻き込まれた方は皆いつも涙を流している。

しかし誰にだって欠点はあるのだ。神にだってあるのだ。都合の悪いこともいいことも楽しみあってコミュニティなのだ。なんだか母親に電話したくなってきたお坊さんは

0120-176-152

法要から納骨まで

 

 

昨日、お腹を筋膜リリースしてもらったのですが、もうめちゃめちゃ痛い。今も筋肉痛みたいになっています。

筋膜リリースマシーンを操るとマニキュアド派手で芸術的なマーラは意地悪そうな笑みを浮かべてこう言いました。

「こんなにお腹が固い人初めてです。ほらごりごりいってる。」

マーラの爪は鮮やかな青と赤だ。二色の指に握られている筋膜リリースマシーンのローラーが僕のお腹を撫でるたびにゴリゴリ悲鳴をあげる。「内臓も筋肉でできているので慢性的な腹痛とかありませんか?」

なんなのだ。このマーラは。水曜日の腹痛まで言い当てるとは!

うぅぅぅ。と必死に痛みに耐えるがなかなか15分のタイマーがならない。ようやくマシーンが鳴りやんだと思った瞬間、きらきらのチャームをぶらさげたマスクをしたマーラはこういったんだ。

「はい。次は左半分いきますね。」

筋膜リリースを体験したことない方には西川舜優が若いマーラにジェルを塗られ楽しそうにリリースしているくらいにしか伝わっていないかもしれませんが、本気で痛いです。

整体をでてあまりのストレスで前からいきたかったパン屋へ。ドライフルーツとチョコレート、マスカルポーネのコロネを購入。中のクリームは注文してから詰めてくれるスタイルで大満足でした。値段は400円。

名古屋の池下・今池に立ち寄った際は是非パン屋「ニコラブレッド」さんへ。イタリアの総菜パンがコンセプトで全種類通って食べたくなる味です。

というわけで実は今日はここまで。理由はひとつ。実は「男はつらいよ。」をネットフリックスでみつけてしまいまして今、ドハマりしています。明日は真面目に書きますので今晩は勘弁してほしいお坊さんへは

0120-176-152

法要から納骨まで