二人で計算して、二人で間違えた
おはようございます。
もう知っているとは思うけれど、私の計算能力は酷い。
「低い」とか「苦手」とかを通り越して、酷い。
だから、事務作業は夫が取り仕切っている。
数字に関わるものは、すべて夫任せなのだ。
これほど恵まれた環境にいても、私はしくじる。
この前も、85分の整体予約をいただいた。
私は恥も外聞もなく、時計を見ながら、
「10分、20分、30分……」
と数え始めた。
――これでバッチリだ。次のお客さんと予約時間が重ならない。
そう思い、12時45分に予約を入れた。
お客さんをお見送りすると、田中さんが予約表を見て、首をかしげていた。
「12時45分じゃ間に合わないよ。ほら、見て」
そう言って、私に予約表を見せる。
その口調は、まるで「1+1=2ですよ」と教えるように優しかった。
本当だ。
間に合わないかもしれない。
慌てる私に、田中さんは言った。
「12時30分スタートじゃないとダメだよ」
私は慌てて店を飛び出した。
お客さんの足取りは速かった。
後ろ姿は見えるのに、なかなか追いつかない。
必死に追いかけ、ようやく追いついて説明した。
「すみません。私の計算間違いです。12時30分スタートでよろしいですか?」
お客さんは快く了承してくれた。
――ああ、よかった。
安堵して院に戻ると、受付で和田さんと田中さんが、
予約表を見ながら顔を突き合わせていた。
和田さんが、私を見るなり言った。
「副院長、12時30分では間に合いませんよ。12時15分スタートです」
隣で田中さんが、居心地悪そうに立っていた。
――忘れていた。田中さんも計算が得意ではなかった。
もっとも、その田中さんより、私の計算能力ははるかに低い。
まあ、傍から見たら、どんぐりの背比べだ。
もう一度追いかける気力はない。
次のお客さんの来院が迫っている。
だから、今度は電話をすることにした。
とほほ……。
ついさっき、12時30分と伝えたばかりなのに。
「すみません。12時15分に変更してもらえませんか」
電話でそう伝えると、お客さんは笑って、快く了承してくれた。
お優しい。
私なら呆れる。
どうして、皆さん、こんなに優しいのだろう。
計算能力には恵まれなかったけれど、スタッフに恵まれ、お客さんにも恵まれた。
一人で店を開くなんて私にはできない。
本当にありがたい。
このブログを書いている人はこんな人です
エルマール2階で営業中
ステンドグラスの
秋バージョンは《魔女🧹》
お客様からお預かりして飾っています
ジブリの作品が思い浮かぶのは
私だけでしょうか
入口が可愛いく飾られています🎃
秋のお疲れは是非整体で!
リラックスできる香りでお待ちしています
それでは明日の7時03分にお逢いしましょう!











