電子書籍ブランディングについて考えましょう! PDFとEPUBの違いは? | 電子書籍を出版しよう! 電子出版プロデューサー 八鍬 兼二 の日誌

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   電子書籍を通じて、デジタル世代へ知識の継承を実現する!

秋ですね。庭の紫式部もいい色です。

さて、今日は、昨日に引き続き、“電子書籍ブランディング”について。

電子書籍は、“共感”や”信頼”を獲得するには、とても優秀なツールだとお伝えしました。電子書籍以外でも、同様の目的で使われてきたものがあります。それは、PDF資料の配布です。

PDFも、フリー戦略と合わせて、ブランディングを図ってきました。有料でもおかしくない情報を、無料で配ることで、共感と信頼の獲得を狙えました。

ただ、あまりにも一般的になりすぎて、使用する方としては便利になりましたが、その分、希少性はなくなりました。

その点、電子書籍は、PDFと一線を画することが可能です。


「まだまだ圧倒的に珍しい存在であること」


PDFをPCで見られない人は少ないと思いますが、電子書籍をPCで見られない人は、まだ普通です。ススマホやタブレットは、最初から見ることを前提としていますので、各種アプリも提供されています。

一方、PCの場合、スマホのアプリと違って、自分で検索してダウンロードする必要があります。多少の知識と操作が求められますので、ハードルが若干高いです。

そのため、まだまだ普及の過程にあると言えます。若干の努力をしないと得られない情報なので、まだまだ貴重な情報として扱われます。


「公式な書籍として出版ができること」

PDFと電子書籍では、伝えられる情報に優劣はありません。

PDFは、「ポータブル・ドキュメント・フォーマット」というのが正式な名称です。その目的は、電子文章を作ることにあります。

一方、電子書籍の代表選手のEPUBは、「エレクトロニック・パブリケーション」というのが正式名称です。その目的は、電子書籍を作ることです。


両者は、文書と書籍という、もともとの目的の違いがあります。

書籍であるので、基本的にISBN(国際標準図書番号)を表記することがルールとなっています。一応触れておきますが、付けなくても出版は可能です。

EPUBは、最初から公式な書籍として出版が出来るのです。文章の資料より、本の方が信頼を獲得しやすいことは言うまでもありません。

EPUB=電子書籍が、あなたのブランディングに有効なのは、このような点からも言えるのです。

電子書籍のブランディングについては、電子書籍セミナーSTEP2 でお伝えします。開催日が近づいています、ご確認を。