電子書籍は、制作過程で何が難しいのか? 電子製本のファイルフォーマットについて | 電子書籍を出版しよう! 電子出版プロデューサー 八鍬 兼二 の日誌

電子書籍を出版しよう! 電子出版プロデューサー 八鍬 兼二 の日誌

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はじめての電子書籍制作。最大の難所は、「製本」です。

その流れは、

・文章のデジタルデータ化
・表紙の作成
・製本ソフトで装幀
・Amazonに出版登録


こんな感じです。

それでは、まずデジタルデータ化から見て行きましょう。


電子書籍の代表的なデジタルデータとして、次の3つがあります。
1.PDF
2.アプリ形式
3.EPUB形式


1番目のPDFは、主にPC向きです。PCでは無敵の存在ですが、スマートフォンでは???

全体をスマホの画面に表示しますので、拡大しないと読めません。

拡大、縮小を延々と繰り返すハメになります。電子書籍は不可能ではありませんが、実用性が低いです。



2番目のアプリ形式は、電子書籍にすることが可能です。PDFのような読みづらさはありません。

しかし、Android用、AppleのiOS用として専用に作る必要があります。


また、素人が簡単に手を出せる世界ではなく、外注する場合でも、かなり高額になってしまいます。

3番目のEPUB形式は、「イーパブ」と読みます(笑)。

呼び名はリラックスムードですが、電子書籍に特化したファイルフォーマットです。




Android、Apple、Amazon、Adobeが支持している電子書籍のフォーマットです。


その特徴は、

・誰でも作れる
・制作費が安い(自分で作ればタダ!)
・動画、音声も入れられる
・スマホとの相性がよい(文字の大きさが自由に設定可能)
・汎用性が高い(機種別に作り分ける必要がない)
・応用性が高い(epubであれば、Android用、AppleのiOS用に作り分けせずに出版可能)


ということですので、
電子書籍EPUBは、現状、最適です。