ご無沙汰しております、、、1年以上ぶりのブログ更新となりますが、ここ1年のCFRP関連の話題は増える一方で、情報収集に心掛けていても、なかなか知らない話題、遅れて耳にする話題も多くなってきました。
また数々の加工、成形のお仕事とも巡り合う事ができ今後も成長の期待ができる分野であることは間違いないと強く感じるようになりました。
航空機、ロボット、半導体関連の仕事がメインとなりますが、それ以外でも本当に多くのお客様から引き合いを頂きます。対応できる数も以前よりは増えておりますが、まだまだなかなか・・
また樹脂や金属を加工をする会社様からも、加工方法などをお問合せ頂くことも多くなりました。
実は『CFRP』の加工は簡単ではありませんが、難しくもありません。
CFRP=難削材=普通の刃物で削れない
このような事をよく言われますが、普通のドリルで孔加工もできますし、普通のエンドミルで加工もできます。ただ刃物の寿命という点では通常の鉄や樹脂とは比較にならない事は確かです。
実際に金属の難削材(ニッケル合金など)と比較すると、加工する(形にする)という事で言えばCFRPは普通の材料です。ただその中で、剥離、デラミなど気をつけないとならない要素は金属と違いいくつかあります。だから私も毎回加工を勉強しています。
金属と同じように底深い材料であることは間違いありませんが、非常に面白い素材だと思います。