青山のフランス料理店 モノリスでランチ。
数年前からオーナーシェフ 石井 剛さんの
Instagramをフォローしていて
常にチャレンジを続けられているシェフ!
という印象だったのですが、先日ついに
ミシュランガイド東京2024で一つ星獲得!
ずっとタイミングを探っていたけど
今こそ!と初訪問に至ったのでした。
予約していたコースはメニュ・ロゼッタ
(8,800円/税込サ別)
店名のモノリスは映画『2001年宇宙の旅』
に登場する石板に由来しているそう。
メニューの置かれたプレートも石板風。
※モノリス公式サイトより
アミューズ
さっそく華やかなアミューズが登場。
石井シェフ自ら運んでくださり大興奮!
手前のグジェールはアボカド、ケイパー
スモークサーモンなど具材モリモリ
真ん中はカリフラワーのムースに
いくら、ずわい蟹、菊の花をあしらった
コンソメジュレを重ねたもの。
気前の良いボリュームが嬉しい!
奥はクミン風味の人参ムースを挟んだ
竹炭のマカロン
どれも手が込んでいてグッとくる味。
モノリスエッグ
続いてスペシャリテのモノリスエッグ。
卵の殻が器になっていて
底にはトロトロのスクランブルエッグ
温かいベーコンに
蜂蜜やシェリービネガーの効いた
冷たいクリームが組み合わさると
複雑でたまらない美味しさ!
これは何回でも食べたくなるー
一緒にサーブされたブリオッシュは
卵とバター感たっぷりで相性抜群!
黒瀬鰤/藁
前菜は藁で燻製された黒瀬鰤(ぶり)
しーっとりした身がスバラシイ‥
水玉模様のようにあしらわれているのは
バジルとバルサミコのソース
カラフルな野菜のピクルスと
マスタードでさっぱり ペロリと完食。
追加でサーブされたパンは
冷めないよう底に熱い板が敷かれた
木製の箱に入っていました。
バターが添えられているものの
パン自体に香ばしさがあって絶品!
平目/ピスタチオ/アルベールソース
魚料理は平目、帆立のムースの上に
ピスタチオの生地を重ねて焼いた
ヴィエノワーズ風。
ソースは野菜のだし、魚介のだしに
フォンドボーで肉のコクもプラスされた
アルベールソースでしみわたる旨味。
ふわふわの身にたっぷり絡めると至福‥
月の輪熊/キャベツ
メインのお肉はツキノワグマ(!)
ミンチにしたお肉に豚足を合わせ
ロールキャベツ風に仕上げたもの。
頬張ると、ジュワッと柔らかながら
お肉の味わいはしっかりめで美味しいー
濃厚そうなソースだけど
ほどよい酸味もあってまろやか。
脇を固める野菜も好バランス
特に蕪のみずみずしさが◎でした~
苺/オレンジ/マスカルポーネ
デザートは、パフェのように華やかに
カクテルグラスに仕立てられた一品。
鮮やかな赤色の苺のスープは
期待以上にリッチな果実感‥!
苺のスープに浮かぶのはバニラアイス
グラスの底にはオレンジの果肉、
マスカルポーネのムースが重なり
合わせて食べてもたまらない美味しさ。
ちなみに、ミシュランガイドの
モノリスの紹介ページに
このデザートの写真が掲載されていて
ミーハーとしては嬉しさひとしお笑
同行者さんの誕生日が近かったので
お祝いプレートとピアノ型オルゴールを
用意していただきました(感謝)
食後のドリンクにはハーブティーを。
小菓子はマカロンとカヌレ。
カヌレは外側かっちり、中はしっとりの
大好きなタイプで気持ちもホクホク。
退店時にシェフにお声がけしたかったけど
お仕事関係の来客があったようで叶わず‥
ぜひまた再訪したいなぁ
ミシュラン「おめでとうございます」の
気持ちをこめて、ごちそうさまでした!