京都旅行の二日目は宇治をメインに観光。

JR宇治駅前の観光案内所に飛び込んだら
無料のガイドツアーの案内を発見。
ちょうど出発時刻だったこともあり
急遽、参加してみることに!
 

 

最初の立寄りスポットは中村藤吉本店
品揃えが豊富なのはもちろんお茶の試飲も。
冷茶のまろやかな甘みに感動!

 


趣のある店内や庭の黒松など見どころ満載。
カフェは開店(10時)直後にも関わらず
待ち時間は約1時間‥いつか入ってみたい~
 

 

宇治橋通商店街を抜け、宇治橋へ。
豊臣秀吉が茶の湯に使う水を汲ませたところ
といわれています。

ガイドさんの話が本当に楽しく
秀吉が自身の拠点 伏見のために
川の流れを変えさせた(!)エピソードが
特に印象的でした。

 

 

梅雨の合間の晴天&猛暑だったこの日
休憩にぴったりだったのが
お茶と宇治のまち交流館「茶づな」
 

 

施設のテラスからは茶園が一望できます。
今回は立ち寄れなかったけど
館内にはレストランもあって気になったー
 


その後、世界遺産 宇治上神社を参拝し
平等院まで歩いてツアーは解散。
いやぁ、充実の内容でした。

平等院といえばやっぱり観たい鳳凰堂
内部拝観には時間券の購入が必要ですが
この時は最短で1時間後の券に。

お腹も空いてきたなぁ というわけで
平等院の境内にある茶房 藤花へ。
 

 

※写真はメニューの一部です

たまたま見つけて飛び込んだけど
日本茶インストラクターによる
100%京都産のお茶が味わえるお店のよう。

ガイドさんの話がインプットされ
たぶん今が人生で一番お茶に詳しい状態
飲むなら今でしょと、ちょっと贅沢に
水出しの玉露を選んでみました!
 

宇治 玉露 冷茶(900円/税込)

一煎目はワイングラスに入って登場。
香りをダイレクトに感じつつ
「ふくよか」という表現がぴったりな
旨味たっぷりの味わいにしみじみ。

 

 

急須にはぎっしりの茶葉と氷。
二煎目は茶葉がひたひたになるぐらい
水を注ぎ、時間を計ってから
最後の一滴まで注ぐようにとのこと。

すると最初の一杯とは
明らかに味わいが違って、楽しい~
 

 

お水は見た目よりたっぷりあるので
三煎は余裕で味わえ、かなりお得かも。

 


お菓子は鳳凰堂らしさ満点の落雁

歩き回った足を休めながら
内部拝観までゆっくりできて最高でした。

 

 

そうして迎えた鳳凰堂の拝観は
間違いなくこの旅のハイライト。

ずっと眺めていたい優しい表情と造形の
阿弥陀如来像に、雲中供養菩薩像
壁や扉の九品来迎図は、変色にも風情が。
びっしりの文様にも圧倒されます。

いつも「食」優先な私が昼食を我慢して
境内のミュージアムに直行したほど
いつまでも興奮が冷めず。
グッズまで買っちゃいました‥!

宇治旅行記、まだ続きます。