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私にとって長年「いつかは食べたい一品」
の筆頭だったのが栗の点心 朱雀。
長野県は小布施にある、小布施堂の本店で
新栗の季節だけ提供されるお菓子です。
(2021年は9/10~10/17まで:完売)
以前は予約不可・行列必至でしたが
コロナ禍以降は完全予約制に。
予約開始の日、ここ数年で一番の集中力で
念願の一席をゲットしたのでした‥!
実は初めて降り立った小布施。
栗菓子の大御所 竹風堂に桜井甘精堂、
そして小布施堂のそろいぶみに大興奮。
予約時刻の少し前に小布施堂の本店へ。
レストランはホッと落ち着く雰囲気~
朱雀単品の予約枠もありますが
せっかくなのでと季節の料理に菓子が付く
本店 朱雀コースを予約していました。
(5,000円/税込)
ほどなく、ひと揃えになった料理が登場。
三段のお重を開くとこんな全体像です!
秋鯖椀
お出汁がすごーく上品だった秋鯖椀。
鯖も脂が乗って良い感じ!
栗の茶巾絞り 葛仕立て
料理の中で一番インパクト大だったのが
こちらの茶巾絞り。
わさびがしっかり効いているんです!
食前にわさびが大丈夫か確認されますが
栗との組合せ、新鮮でした!
肉団子
優しい旨味の肉団子。野菜も美味しい~
栗おこわ
大きな栗にまずはニンマリ、甘みも◎
ややかための、おこわの食感も好みです♪
ぶどう餅
ぶどう果肉の下には果実味満点のお餅が。
シャインマスカットの友情出演も嬉しい!
雁ノ山
ほっくりした栗の風味を、きめ細かな餡と
シンプルに味わえる繊細なお菓子。
抹茶といただいたら最高だろうなぁ~
ここまでの料理がどれも期待以上で
すでに満たされつつ余韻に浸っていると‥
つ、ついに、朱雀が登場!!
大きい!噂には聞いていたけど予想以上!
これを独り占めできるのか~と武者震い!
唯一無二の佇まいに、さらにウットリ。
“麺”のような表面は
蒸しあげて裏ごしした「栗」そのもの。
ふんわり漂う、栗の香りもまた贅沢!
スプーンを入れると
ほろりとほどけるような感覚。
この繊細な食感のおかげで
ピュアな栗の味わいが染みわたる感じ‥
そして、中の栗あんと一緒に食べると
うーん美味しい!!
餡のしっとり感、甘みがちょうど良く
ノンストップで完食でした。あ~幸せ!
来年も食べるぞ!とここに宣言します!
レストランを出た後は物販コーナーへ。
せっかくこの時季に来たからには
新栗を使ったお菓子を買って帰りたい!
新栗 まろやかのこ(648円/税込)
選んだのは「まろやかのこ」
従来より甘さを抑えた栗鹿ノ子とのこと。
大きな栗はみずみずしく、ほっくり食感。
栗鹿ノ子というと、あまーーい栗きんとん
のようなイメージでしたが
上品な甘さでとっても美味しい!
特にシルクのような餡の部分がたまらん~
朱雀の感動が思い出される
充実のおやつタイムになりました。