【最新】2022年 朱雀コースの記事はこちら

 

 

 

私にとって長年「いつかは食べたい一品」
の筆頭だったのが栗の点心 朱雀

長野県は小布施にある、小布施堂の本店で
新栗の季節だけ提供されるお菓子です。
(2021年は9/10~10/17まで:完売)

以前は予約不可・行列必至でしたが
コロナ禍以降は完全予約制に。

予約開始の日、ここ数年で一番の集中力で
念願の一席をゲットしたのでした‥!

 

 

実は初めて降り立った小布施。
栗菓子の大御所 竹風堂桜井甘精堂
そして小布施堂のそろいぶみに大興奮。

予約時刻の少し前に小布施堂の本店へ。
レストランはホッと落ち着く雰囲気~

 

 

朱雀単品の予約枠もありますが
せっかくなのでと季節の料理に菓子が付く
本店 朱雀コースを予約していました。
(5,000円/税込)
 


ほどなく、ひと揃えになった料理が登場。

 

 

三段のお重を開くとこんな全体像です!
 

秋鯖椀

お出汁がすごーく上品だった秋鯖椀。
鯖も脂が乗って良い感じ!
 

栗の茶巾絞り 葛仕立て

料理の中で一番インパクト大だったのが
こちらの茶巾絞り。
わさびがしっかり効いているんです!

食前にわさびが大丈夫か確認されますが
栗との組合せ、新鮮でした!

 

肉団子

優しい旨味の肉団子。野菜も美味しい~

 

栗おこわ

大きな栗にまずはニンマリ、甘みも◎
ややかための、おこわの食感も好みです♪
 

ぶどう餅

ぶどう果肉の下には果実味満点のお餅が。
シャインマスカットの友情出演も嬉しい!

 

雁ノ山

ほっくりしたの風味を、きめ細かな
シンプルに味わえる繊細なお菓子。
抹茶といただいたら最高だろうなぁ~

ここまでの料理がどれも期待以上で
すでに満たされつつ余韻に浸っていると‥
つ、ついに、朱雀が登場!!

 

 

大きい!噂には聞いていたけど予想以上!
これを独り占めできるのか~と武者震い!
 

 

唯一無二の佇まいに、さらにウットリ。

“麺”のような表面は
蒸しあげて裏ごしした「栗」そのもの
ふんわり漂う、栗の香りもまた贅沢!

 

 

スプーンを入れると
ほろりとほどけるような感覚。
この繊細な食感のおかげで
ピュアな栗の味わいが染みわたる感じ‥

そして、中の栗あんと一緒に食べると
うーん美味しい!!
餡のしっとり感、甘みがちょうど良く
ノンストップで完食でした。あ~幸せ!

来年も食べるぞ!とここに宣言します!

 

 

レストランを出た後は物販コーナーへ。
せっかくこの時季に来たからには
新栗を使ったお菓子を買って帰りたい!
 

新栗 まろやかのこ(648円/税込)

選んだのは「まろやかのこ」
従来より甘さを抑えた栗鹿ノ子とのこと。

 

 

大きな栗はみずみずしく、ほっくり食感。
栗鹿ノ子というと、あまーーい栗きんとん
のようなイメージでしたが
上品な甘さでとっても美味しい!
特にシルクのようなの部分がたまらん~

朱雀の感動が思い出される
充実のおやつタイムになりました。