中国税関総署が10日発表した貿易統計によると、1~2月は42億5千万ドル(約3485億円)の貿易赤字となった. 欧州債務(借金)危機の影響で輸出の伸びが鈍化したためで、貿易赤字は昨年3月以来. 1~2月の輸出額は前年同期より6.9%増の2643億9千万ドル、輸入額が7.7%増の2686億4千万ドルだった. 輸出入とも昨秋から伸びが鈍り、1~2月は10%を割り込んだ. 輸入も合わせて伸び率が落ちているのは、輸出品の原材料を輸入していることや、中国での消費も鈍っているからだ. 最大の貿易相手である欧州向けの輸出は1.1%減. なかでもイタリア向けは31.1%も減った. 新興国でもインド向けは1.2%減った. 1日のニューヨーク株式市場は、米景気が回復する期待が高まり、大企業で構成するダウ工業株平均は反発. 終値は、前日より65.69ドル(0.50%)高い1万3279.32ドルと、終値として2007年12月下旬以来、ほぼ4年4カ月ぶりの高値となった. この日発表された4月の米国の製造業の景気認識をあらわす経済指標が、市場の予想よりも改善. 米景気の先行きへの不安が和らぎ、幅広い銘柄に買い注文が集まった. 一時は前日終値に比べ120ドル超、値上がりした. 終値は、最近では先月2日の1万3264ドル台を超えた. ハイテク株が主体のナスダック市場の総合指数は、前日より4.08ポイント(0.13%)高い3050.44で取引を終えた.