イオンは29日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の構成比を50%程度まで高めた小型スーパーを横浜市に開業する。周辺に若者や若い家族層が多い立地で、顧客の購買状況を分析してPB開発に生かす狙いだ。

 

例えばコカコーラ社のお茶のペットボトル商品や

お菓子メーカーのチョコレート菓子に、ライバルはどこか尋ねると

PB(プライベートブランド)ですかね」

という答えが返ってくる。

 

 

PBといえば"昔は安くて良くない(おいしくない)"イメージだったが

最近ではそのクオリティも上がり、

昨今の値上がりもありその売れ行きは好調のようだ。

 

 

 進化し、需要が高まるPB商品

 

 

コンビニの棚でも、例えばセブンイレブンでは

オリジナルブランドのお菓子、飲料、アイスにカップラーメンまで、

自社のPB商品を陳列するので、自ずと他の商品の売り場面積が少なくなる。

結果、競争はもっと激しくなる。

 

 

かくゆうイオンのPBも人気で、冒頭のニュースのように、

ニーズに合わせてPBを進化させている。

 

戦略もしたたかで、例えば高所得者の多い立地ではPBは控えめに棚の奥の方に、前面には高価格商品を陳列する。

 

一方で低所得帯がメインの立地では

安価なPB商品を目立つところに配置する、といった戦略をとっている。

 

 

 

 販売チャネルを持たないメーカーはどうなるのか?

 

 

PBという武器を一つ持っていると、

いかようにも使うことができる、まさに必殺技状態。

 

小売りメーカーもコンビニやスーパーに下ろすより

価格帯を上げ、自社で流通・販売まで

行わないと、商品が日の目を見なくなってくるのではないだろうか。

 

 

 

このブログでは消費者の深層心理"インサイト"を行動経済学の視点から読み解きます。

実戦で使える実例も入れていますので、企業の広報PR担当の方へおすすめです!

企業やお店のマーケティング、売れる仕組みとしても取り入れてみてください。

以上、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人:マーケティングディレクター 山浦慶太 

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